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最近は写真日記。

iBook Dual USB

 初めて購入したMacはPowerMacintosh 8500/180。標準OSは漢字トークの7.5.3だった。それまで自宅にあったのは日立のBasic Masterとワープロ(メーカーは忘れた)くらいで、パソコン(Macがパソコンかどうかは別として)というものはなかった。小学校の時にファミコンファミリーベーシックでマリオインベーダーを打った時がきっと初めてフルキーボードに触った時だろう。
 Macを秋葉で買い、何を思ったか、その日の内にHDをイニシャライズしてテンパったりもした。Virtual PCWindowsを動かしたりしたものの、結局その2年後には東芝Dynabookを購入してやっと人並みにパソコンが使えるように。イタリアに持って来ているのはiBook Dual USB。2002年の8月にヤフオクで購入したもので、iBook一式、iPod(5G)、TDKのRWがついて12万5千円だった。
 それまでPowerPC604eを使っていたため、G3の速度は驚異的だった。それからジャガーを入れ、今ではパンサーが動いているが、なんとか使えるといった程度だろう。友人はG4/500のPowerBookでパンサーを使っているがメモリーとキャッシュ、何よりもCPUの差か、まるで使い心地が違う。
 Dynabookと較べてみると、厚さや軽さ、それ以外にHD、メモリーの積み替えなどユーザーにはあまり優しくない部分が目立つ。メモリに関しては作業的には容易だが、それでもDynabookに較べるとやはり面倒臭い。HDは面倒を考えると、自分では交換したくない。何よりもOSXに移行して、データの移動が煩わしくなった。OS9までにはみられなかったWindows(もしくはUnix)的なファイル同士のリンクには手間取る。
 ジャガー(10.2.8)に較べると、確かにスピードは速くなっているものの、安定性は落ちた気がする。それがOSの所為なのか、ハードの限界性なのかは微妙だ。