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最近は写真日記。

大学のシステム

 イタリアの大学は10月始まりが一般的。3ヶ月の授業期間と、1ヶ月半のテスト期間。そしてまた3ヶ月、一ヶ月半の前・後期の2期制。7〜9月はほとんど休暇になる。ペルージャでは2001年からカリキュラムが変わり、4年コースだったものが今は3年コースに変わっている。もちろん学部によって違いはあるが基本は3年である。
 単位制ではあるけれど、日本のように毎年決まった単位数を取らなければ進級できないということはなく、単位を取ってなくても卒業が延びるだけであって3年生までは問題なく進級できる。日本のような学年意識はまずない。ペルージャの状況で書いたが、お金さえ払い続ければ何年でもいることができるし、3年で卒業する生徒はまずいない。学費も前述のように日本とは比べ物にならないくらい安いから1年延びようが問題はない。
 テストはほとんどが口頭試験で筆記試験は稀だ。30点満点で、18点未満は再試験となる。何故に30点満点かは不明。