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最近は写真日記。

ペルージャの治安

 ペルージャは季節にもよるが比較的安全である。町は小さく、学生が多いためかもしれない。麻薬が流行りだして、所々で注射器を見る事があるが、深夜になっても女性が普通に歩いていたりするので特に問題はないだろう。危ないのはイタリア人の休みの時期。イタリア人が減り、外国人だけになると、外国人を狙った引ったくりが増える傾向にあるらしい。麻薬欲しさに、我を忘れて引ったくりをする人もいるという。
 僕の知っている知人、二人の女性が引ったくりに遭っている。どちらも日本人女性で、1人はスクーターを使って、1人は後ろから強引にということらしい。それ以外では、週末にバスケをしているときに、物が盗まれることがあるが、これは気をつけていれば大したことはない。ほとんどの場合、犯人は外国人で、イタリア人というケースは少ないようだ。
 僕が住んで居るところはペルージャでも、1番危ないと言われるところだが、何も問題はない。確かに麻薬の売買が自分の家の前で行われていたりするが、彼らが悪さをすることはない。というのも、既に顔見知りで、ペルージャの町が小さい以上、何かすれば直ぐに足がつくからだ。それに警察もある程度は巡回しているので、日本の都会に較べれば断然安全だろう。
 ローマで友達がスリにあったが、暴力的な行為があったわけではない。押し売りにも遭遇したことがあるが、甘い顔をしなければ何も起こらない。日本で見知らぬ人が突然話しかけてきたら、話しかけられた方は相当訝しむだろう。それと同じで、海外だからといって見知らぬ人に愛想を振りまかなければ、危険な目にも遭わないだろう。