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最近は写真日記。

AirTunesと欧州版iTunes Music Store

 AirMac ExpressiTunesがワイヤレスで使えるらしい。デスクトップにはまるで恩恵が無いかもしれないが、ノートには最高の話題だ。現在でもiTunesを聞く時は、スピーカーを使ったりするが、ライン入力することに依ってノートの機動性が失われてしまう。またiBookとスピーカーの位置がラインに依存するのも美しくなかった。iTunes 4.6がリリースされ、AirMac Expressに対応するらしいが、後々DVD関連softなども対応するのだろう。
 6月15日からは欧州でもiTunes Music Store:IMSのサービスが開始されるという噂だ。イタリアでは始まらないだろうが、英国やフランス、ドイツでは受け入れられるだろう。MTVでは米国のアーティストがこぞってiPodをプロモの中で使用していて、欧州でもIMSが始まれば、音楽業界をAppleが独占する可能性も出てくる。値段も米ドルの99セントに抑えるというから、Napsterよりも安価になる。
 東芝は60GBマイクロドライブの生産体制に入っていて、iPodもマイナーチェンジすることだろう。Tigerのプレビューも始まるようだが、肝心のハードの方はどうなっているのか。iPod miniの生産は追いついているのか。PowerBook G5はどうなっているのか。iBookのデザインもそろそろ変更時期だろう。G5の方は省電力化に成功したそうだから、早い時期に製品化されそうだが、Appleの初期ロットは問題があり過ぎて不安だ。iBookはいい加減ポリカーボネイトから離れて欲しい。チタンとまでは行かなくても、マグネシウム合金か、iPod miniと同じアルマイトくらいにはして欲しいものだ。
 AppleのHPにしてもiTunesiPodの話題ばかりだし、AirMaciTunesを最初に対応させる当たりが、どうも腑に落ちない。Macのこれからのロードマップは?でも書いたけれど、Appleらしさが音楽方面にだけに出ていて、OSにもハードにも以前の様なMacらしさが見当たらない。というよりもMac本体を売る気がないのか、それともこの先への布石なのか。
 できればIMS関係はAppleから切り離して、Apple本社はOSとハードに専念してもらうと嬉しい。最近のAppleのニュースは音楽関係ばかりで、しかも別にMacで無くても良い話しばかりだ。もう少し、「ああ、Macを使っていて本当に良かったなぁ」と思えるようなニュースを聞きたいのは僕だけだろうか。