apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

ブログのマナー

 はてなダイアリーを始める以前に僕はHPを持ったことが無かった。ブログみたいなものだとはてなダイアリーを始めたが、まずブログの定義がわからなかった。Track Backって何?リファと言及が同じ?HPと何が違うのか?特にテキストサイトとの差は?
 結局わからないまま初めて、他のページを見ても皆それぞれバラバラで、はてなダイアリーの使い方は好みの問題ということしかわからなかった。しかもゆっくりと他人のページを見学できるような状況になく*1、コメントへの返答や、Track Backへの対処の仕方、また引用など、最初の内はかなり戸惑った。
 電車男のネタが広まった時に、WhoInsideさんのThe Perfect Insiderに訪れて以来、「ああ、こういう風にコメントし、引用して、トラバするんだ」ということを理解した。はてなダイアリーでは言及したりすればコメントや引用などで返したりするが、はてなダイアリー外ではそういったことはあまり無いようだ。
 アングラの世界ではかなりマナーが問われるが、表の世界ではあまり追及されない。2chでもマナーには五月蝿いけれど、そういうことを学ぶ姿勢というのは大切だろう。例えばいつも覗いている掲示板*2では、同じような質問が何度も続き、まるで過去ログを読んでいない。まだWarezが全盛だった頃、パソコンを始めたばかりの友人に「ねぇ、何処にファイルあんの?」と聞かれ、「しっかり探した?」と聞くと、「うん、10分くらい探したけれど、全然見つからないから面倒くさくなってやめた」と言われた。「時間がもったいないなら、金を出して手っ取り早く買った方が良い。金を出すのが嫌なら、時間を使って探せ」と答えた。
 少し話しがズレたけれど、ブログにしても掲示板にしても一定のマナーが存在する。僕はWhoInsideさんを見本にしたけれど、他のサイトを見本にしていたらapoPTOSIS:mod.Bの方向性も変化していたかもしれない。ただ逆に最低限のブログのマナーとかが定義されていないからこそ、ここまでブログというものが発達したとも考えられる。秩序と混沌のせめぎ合いが新しいものを生み出すのは必然だろうけれど、天秤が安定し始めると崩壊の予兆になるから微妙だ。それはつまりこのダイアリー自体も含んではいるのだけれど。

*1:イタリアではネットカフェでの接続なのでいつも時間を気にしながらネットしなければならない

*2:2chではなく、個人で設置したもの