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最近は写真日記。

iBook Dual USBとiBook G4:比較

 2002年にオークションで購入したiBook Dual USB、CPUはPowerPC 750cxe G3 500MHz、メモリ144-pin SO-DIMM PC100 128MB+256MB*1、HD30GBに増設*2、DVDROMドライブモデル。L2キャッシュ256K、システムバス66MHz、ATI Rage Mobility 128の8MB。
 iBook G4はソフマップにて修理上がり品を購入。CPUはPowerPC 7447 G4 1GHz、メモリPC2100 DDR226 200-pin SO-DIMM256MB+1GB*3、HD40GB*4、コンボドライブモデル。L2キャッシュは512K、システムバス133MHz、ATI Mobility Radeon 9200の32MB。
 数字で見れば全てが倍である。購入した値段は同等。iBook Dual USBは2002年の8月、本体+iPod 5GB+TDK外付けCDRWドライブで125,000だから、本体は9万位か。当時では格安だった。iBook G4にしても10万ちょい。1万円の差で性能は2倍の差がある。
 どちらもOSはMac OSX 10.3.5で使用。Dual USBでのiTunesエンコード速度が最高でも4倍弱。反対にG4では10倍弱である。Divxを観賞する場合、MPlayerVLCを用いるがDual USBでは大抵の場合、フレームの間引きをしなければ映像と音が分離していた。G4では何の小細工も無しに快適に動作する。Dual USBで、Adobe ReaderでPDFを開こうものなら、テレビのチャンネルを一通り変える余裕があるくらい待たされた。
 メモリの差が大きいのかもしれないが、Safari、Mail、iTunesを同時に起動しているとDual USBではストレスが多かったが、G4ではサクサクとまではいかないまでも、ストレスは無い。OS9の様なサクサク感はG5のDualでも無いと難しいだろうか。
 中身の性能がアップしているのは当然だが、外観もかなり変化している。Dual USBではキーボード周りのトップカバーがシルバーなのに対しG4ではライトグレー。また筐体のポリカーボネイトもDual USBではホワイトの上にクリアを被せているのに対して、G4は光沢ホワイトである。
 G4では液晶を繋ぐヒンジの部分も強化されているし、数ミリDual USBより厚くなっている。その分G4の方が作りが強固で、Dual USBで気になっていたパカパカ感が無くなっている。液晶もかなり見やすく、そしてバックライトも明るくなってはいるが、やはり液晶や解像度などは、DOS/V機を見習って欲しい。せっかくのヒラギノがもったいない。
 G4を使い初めて20日程経過したが、今までDual USBで待たされていた作業がストレスなく終了してしまうので、少し持て余し気味かもしれない。気がつくとスリープモードに入っていて、「もう終わったの!?」という感じである。購入前に気になった発熱もDual USBの方が発熱量が高い気がする。G4ではその辺かなり改良されているのだろう。
 気になったのはACアダプタ。Dual USBは円盤型だが、G4ではiPodから変更された四角形ACアダプタだ。この四角形ACアダプタ、かなり熱を持つが、G5ではどう処理するつもりなのか。
 G4を使う時に1番ドキドキしたのは、実はコンボドライブである。今までスロットローディング式を使ったことがないので、「え?何処まで入れて良いの?」と怖々しながらDVDを入れたのだ。もちろん今でもドキドキしながら使っている。

*1:増設

*2:既にないPowerLabにて換装。元は10GB

*3:増設

*4:ソフマップBTOモデル。元は30GB