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最近は写真日記。

機動戦士Zガンダムー星を継ぐ者:東京国際ファンタスティック映画祭2004

 今更ながらのネタ。「私はかつて〜:Zガンダム劇場版」id:ain_ed:20040530でも触れたことがあるが、ついに東京国際ファンタスティック映画祭にて上映されたらしい。本公開は2005年5月で、MacOS XTigerが早いかZが早いか。帰国した際にはしっかりとエゥーゴVSティターンズを堪能した。ガンダムMk-2のビームライフルがカートリッジ式なのは、アニメ通りであっても、ゲームでは反則だ。話しが逸れすぎだ。
 色々なブログやら試写感想を見る限り、評判は悪くない。ただほとんどがTVシリーズ以来のファンばかりで、新規ファン層の獲得は難しそうだ。あの話しを3部作にまとめるのだから、確かに話しが見えなくなりそうだ。TVシリーズを1度は見て、バックグラウンドがわかっていれば問題なく補完できるが、始めて見た人には「で、カミーユって何処の誰よ?」となりそうらしい。エヴァのDeath & Rebirthみたいなものか。
 カミーユの年齢など設定の変更もあるとか。Zの時のアムロが23歳ってのもかなりの違和感があったけれど、今回の映画版ではどうなっているのだろう。全体で3分の1は新作カットだと言うが、20年前の映像と今の映像のリミックスは、実際の所見ていて「冷める」部分があるのではないだろうか。エヴァの時でも、TVシリーズの映像に劇場用のカットが入るとあまりの質の差にもったいない気がしたものだ。
 富野由悠季は「劇場版ZガンダムはTVと180度違う作品」と言ってはいるが、違うのはカミーユの性格だけの様な気がする。3分の1の新作カットで、どうやって180度も変えるのだろう。アフレコも2日で終了したとか。実際のところ、見てみないと何とも言えないのだけれど。デザインとしては、僕はZのデザインが1番好きだが、TVシリーズではMS戦の見せ方があまり上手く無かった気がする。

SBG:富野氏「劇場版ZガンダムはTVと180度違う作品」
http://www.itmedia.co.jp/games/gsnews/0410/18/news11.html