apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

さあいこう:wyolica

 今はソロ活動もしているazumi。風をあつめてを聴いた時には、azumi1人でwyolicaだと思っていたけれど、そうではなかった。作曲はほとんどso-toが務めている。who said"La La…"?に収録されている「さあいこう」は後にシングルカットもされているが、so-toの作詞・作曲であり、聴いていると正に「さあいこう」と思える歌である。

僕たちは何かを求め 引き出した 心の街を
ひとしきりさまよった後 仲間としゃがみ込んでた
ただ飲み込まれないようにするだけでも 精一杯で
真実はどこにでも転がっているように見えた

僕たちは隙間を見つけ その壁を乗り越えながら
誰かに謝りたいこと 素直になるべきときを
自分を嫌いになっても 恋人を愛し続けることで
何とか取り戻してきたよ

さあいこう 君とこのまま 未来は僕たちを待ってるのさ
すべての心のうち 見せずとも 時代が僕たちを待ってるのさ
涙では救えない悲しみは 僕たちの未来で消してしまおう
もう二度と 二度と 間違えないように

 Who said"La La…"?が2000年に発表されているから、もう5年も経っているのだけれど、ふとした瞬間にこの曲が流れるとついつい耳を傾けてしまう。当時描いていた未来と、そうであるように行動してきた現在。いつでもこの曲を聴いて「さあいこう」と思えたら、僕はあの想いを忘れてないってことなんだろう。僕は変化を求めているけれど、無理に変えたいとは思わないし、受動的に変化したくもないし、それに過去を忘れたいとも思わない。僕は過去から続いている自分でいつもあり続けたい。もちろんそれは自分だけではなく、僕が今まで出会った人に対する想いでもある。

僕たちは祈りをこめて その壁を乗り越えようとした
肌の黒い歌声に 仲間とはしゃぎまわったとき
届かない歯がゆさの中で 友達とちりぢりになった
愛すべき人々よ いつかまたどこかで