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最近は写真日記。

バスケ部OB会

 JAFを呼び、容疑者・室井慎次を鑑賞した次の日、高校のOB会に参加。来年度には体育館が改築で取り壊されることから、今年は早い内から招集がかかっていた。待ち合わせは12時、高校最寄りの駅。だけど案の定起きたのは11時30分過ぎ。ゲーム開始は13時からだったので、余裕のつもりでいたのだが、チームメイトからそれぞれに催促の電話が。バスパン、パワータイツ、Tシャツ、バッシュを持って家を出る。高校の頃、いつも使っていた電車は今では名前も乗り換え駅も変わってしまったが、使用されている車両はそのままなのでやはり懐かしい。
 駅に着き、通い慣れた道を歩く。去年もOB会で同じ道を通ったが、新しい店ができていたり、道が新しくなっていたり、僕の思い出の中の道とは既に違うものになってしまっている。途中のコンビニで飲み物を買い、学校へ。体育館に着くと既にゲームは始まっていて、第1クォーターが終わりそうだった。その時点ではOB側が10点近く引き離していた。僕は先生や先輩に一通り挨拶をして、着替える。直ぐに試合に出ろとナンバリングを渡されるが、体が暖まっていないので拒否。とりあえずストレッチしてランニング、第2クォーターが終わり、軽くシューティングをしてから後半戦のスタートで出る。
 点差はかなり迫っていて、おまけにOB側もいつも体を動かしている人間は少なく、バテ気味である。僕もイタリアでバスケをやってはいても、本格的に走ることはないので、現役生に比べると全然体が重い。始まって早々にフリースローをもらったが、それ以降はシュートのチャンスも無く、3分もしない内に肩で息をしている。5分が過ぎる頃には他のOBに交代してもらい、呼吸を整える。
 その後第3クォーター終了寸前にも交代し、OB側が逆転されて第4クォーターに入った。第4クォーターが始まって5分過ぎで、現役生との差は8点ほど。僕が交代する頃には差は縮まっていて、ちょっとしたミスも許されない状況になっており、周囲からもプレッシャーをかけられていた。後2点差に迫った時、速攻のチャンス。僕はとりあえず走って、インからアウトに抜けるとそこにパスが来た。自分の中で迷いはまるで無かったので、良いタイミングでシュートを打てた。打った瞬間に入ったと思えるくらいの手ごたえで、綺麗に弧描いてパスっと3ポイントシュートが決まった。実際は打った後までそれが逆転シュートだとは知らなかったが、試合はそのまま逆転されることもなくOB側が勝利。その後は10分ゲームを2本ほどこなして、OB会終了。
 先輩と僕らの代はそのまま食事へ。飲む人は飲み、食べる人は食べる。バスケの話になるのかと思ったが、ほとんどが結婚生活や恋愛について。結婚している人間もいれば、子供が2人いたりもする。それぞれの仕事の話や、結婚予定などを一通り聞いた後はやっぱり下ネタに走って終わったのだった。居酒屋の前で何故か僕が話をし、一本締め。来年は体育館がないために高校でのOB会は無いが、何処か他で体育館を借りて勝手にOB会をしようという話にはなっている。