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最近は写真日記。

グッビオ旅行

 旅立つ前にウンブリア旅行。グッビオはペルージャから約40キロに位置し、バスで1時間ほどの距離。11時にパルティジャーニ広場で待ち合わせバスに乗り込む。今回のメンバーは僕、カノジョ、貴族のY、ドMのI、それに1月からイタリアに来たガッチャン(♀)の5人。ちなみにガッチャンは小学校時代のほとんどをイタリアで過ごした帰国子女で、イタリア語はばっちり。
 12時過ぎにはグッビオに到着したが予想通りみんなバス酔いでグッタリ。おまけに最初に向かった考古学博物館ではお昼休みのために入れず。仕方なくグッビオの街の背後にある丘に登るためにロープウェイに乗る。丘の頂上にはこれといって見る物はないのだが、とりあえず景色を楽しむ。帰りはロープウェイがまたまた昼休みのために歩いて下山。約1時間の道のり。BARで昼食を取り、気を取り直して考古学博物館に向かうが、期待外れの品ばかり。おまけに乗る予定だった16時のバスに乗り遅れる。
 街の外にあるローマ劇場を見学して、近くの公園でブランコやアスレチックを楽しむ。その後は近くのBARでビリヤード(8ボール)をして時間をつぶし、18時のバスに乗ってペルージャに帰るが、行き以上にみんなバス酔いしてグッタリ。カノジョに至っては途中で下車しようとしたくらいに限界だったらしい。
 夕食は貴族のYの家でチゲ鍋。最後に大富豪をして、帰宅したのは深夜3時過ぎだった。こうして彼らとイタリアを旅行したり、鍋を囲んだり、トランプをしたりするのはこれが最後になるのだろう。貴族のY、ドMのIはそれぞれ7月に日本に帰国の予定だし、ガッチャンに至っては来たばかりで予定は未定である。それぞれにバックグラウンドが違いながらも、どこかで繋がって、時間を共有して、思い出を残している。彼ら3人は時間と場所を共有して、これからも思い出を築いていくのだが、そこに参加できないのは寂しくもあるし、逆に傍観者でありたい気持ちもある。
 とりあえず言えることは、ありきたりで、つきなみだけれど、ありがとうって感じか。