apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

ふれあい広場もしくはふれあいの森

 奥さんが社員旅行で、ふれあい広場というところに行った。ふれあいと言っても、やぎと牛しかおらず、どれも小汚い。ふれあい広場だというくらいだから、とりあえずふれあおうと、柵の近くに行くと、これまた小汚い看板に、「ふれないで下さい」と書かれていたそうだ。どうしようもなくなって、そこの喫茶店で、ソフトクリームを食べたが、そのソフトクリームもまた、その小汚い牛の乳からできているに違いない。
 ある時、僕は遺物を見に、ある寺院を訪ねた。寺院までの道のりはちょっとした林道になっていて、地図を見れば、そこはふれあいの森になっていた。しかし週末で、天気が良いというのに、歩けど歩けど、人っ子1人いない。林道の終わりに、小さな看板があり、そこにはこう書かれていた。「痴漢に注意」。
 NOVAが赤字らしいが、あそこまでCMを流していたのも、そういった経営状況を反映していたからだろう。さくらやが「接客良し」というCMを流すのも、実際店に行ってみると、店員の対応が悪いからだ。世の中そういう風にできている。