apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

何をそんなに熱く語っているんだ、俺は。

男:「日本人こそ宗教心が強い国民なんですよ、わかりますか?」
俺:「違いますよ。ヨーロッパで言われる宗教と、日本のそれとはまるで異なります」
男:「そんなことはないでしょう。こんなに社寺仏閣が溢れているではないですか。素晴らしい国民なんですよ、日本人は」
俺:「そうですかね。政治的側面が強いんじゃないんですか?日本は。儒教にしても仏教にしても、国民指導というよりは、政府指導で広がっていったんです。ヨーロッパでは違いますよね。特に唯一信教では、民族指導で国を覆すようになる」
男:「興りは違っても、結果的には同じじゃないですか」
俺:「ですから、それがまるで違うと言っているんです。例えば資本主義の原点には、プロテスタンティズムに代表される様な、宗教的個人主義があると言われてますよね。ですが、日本の場合は、宗教的倫理観ではなく、勤労的倫理観の方が顕著だと思います。これは自分が救済されたいわけではなくて、社会的な〈ワタシ〉を構築するためのものでしかない。つまり、ヨーロッパの場合は1人1人できることをすれば、それが結果的に世界を良くする、というものに対して、日本の場合は、社会参加した結果、自分が救われるような構造になっているんです。そこが決定的に違うんです」
男:「だから、そういった行為が日本人にとっての〈宗教〉なんじゃないんですか?と言ってるだよ」
俺:「それをただの〈宗教〉という言葉で括ってしまうことが問題だと言ってるんです」
以下略

 という夢を見た。滅茶苦茶なんだけれど、とにかく目の前に人間が相当気に入らなかった様で、すげー必死だった。夢なんで、内容に関しては放置。