apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

貴重な体験 2

 先週ブログに載せた体験から、そんなに時間が経ってなかった頃だったと思う。その日は午前中に学校をさぼり、大宮でブラブラしていた。そのときの彼氏も同じ学校だったんだけど、彼はしっかり学校で授業を受けていたので終わるのを待っていたんだと思う。夕方、彼氏の家まで行こうと駅のホームへ。夕方だったしそれなりに人はいた。電車もそこそこ待たずに来る時間で、あたしの乗る電車が来るまでは、長くても15分くらいしか待たない。そんな短い待ち時間で、とっても貴重な体験をさせられることになるとは思わなかった。あたしは黄色い線のすぐ後ろで電車を待っていた。向かいのホームには、パラパラと人がいる。あたしの正面にも人がいた。正面に人が立っていることなんて珍しくもないことだ。でも、珍しかった。あたしの前に立っていたハゲおやじは、ちんこを出してしこっていた。あたしがいるホームにもそれなりに人がいるにもかかわらず、全然お構いなしで、ニヤニヤ笑いながら出してた。その頃、あたしは変態に結構強くなっていたので、ダッシュでそのハゲおやじの元へ向かった。でも逃げられてしまった。逃げ足には勝てなかった。まぁ、いいかと彼氏のもとへ。別に印象に残るほどのモノでもなかったし、あたしの記憶からはすぐに消えた。それからどれくらい経っただろう。1ヶ月くらいだったと思う。今度は浦和から電車に乗ろうとしていたときのこと。前と同じように、黄色い線のすぐ後ろで電車を待っていた。その日も夕方だったのでそこそこ人がいた。なにげなく正面を見る。あぁ、またいた。あたしの目の前にハゲおやじ+ちんこ。もう追いかけるのも疲れるので、じーっと見てた。ハゲとちんこを。少ししてハゲおやじの方に電車が到着。電車で見えなくなる前に、ハゲおやじは笑いながら手を振ってきた。ものすごい笑顔で。ちんこよりも印象に残る笑顔で。なんか悲しかった。そのフレンドリーな感じが悲しかった。その日以来現れていないが、記憶にはしっかり残ってしまった。もう外でちんこは見たくないと思った。