apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

Buon compleanno, Ein!!!

 12月25日はアインの誕生日である。もう8歳、シニア扱いである。近頃のアインと言えば、散歩に手を抜く傾向にある。寒いのか、お腹の減り具合なのか、途中で帰ろうとする。週末はジュニアのヨチヨチ歩きのペースにつきあわさせ、少し不満そうではあるが、同じ目線で並んで歩くパートナーは新鮮そうである。妊娠騒動はあったが、それ以外で特に大きな病気もせず、相変わらず元気で、冬になるとまるまると太り始める。
 8歳になった以上、覚悟もしておかないといけないのだろう。以前、家に居た犬は16歳まで生きたが、アインは幼犬時の栄養摂取が十分にできていない可能性があるので、そこまで長くはないと思う。「明日、保健所の人が引き取りに来る」と、「明日」までだった命が8年も伸びたのだから、ある意味幸運と思わなければならないのだろう(まだ健在だけれど)。
 ルイ(自宅にいる猫♀2歳)とアインは仲が良いのか悪いのかわからない部分があるけれど、一緒に住むようになっても問題はなさそうである。彼らが居なくなる時、一番悲しむのは間違いなくジュニア達だ。僕にとって、彼らは全て僕の子供なのだけれど、生死に関しては、特に突然訪れる死に対しては覚悟がある。その分、不幸があった時、僕は自分を守るために事実を突き放すのだろう。しかしジュニア達はまだ自分達を守る術を知らない。彼らが初めて死を目の当たりした時、僕は何をしてあげられるのだろう。そしてもちろん、アインよりも前に色々な不幸は起こり得るということも同時に覚悟しておかなければならない。
 2000年の2月に出会ってから、ほぼ8年である。当時と変わらず、僕「以外」の人間に対して興奮する姿が元気の証なのだろう。これからもそのままで在って欲しいと思うのは僕の身勝手なエゴである。