apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

労働市場での僕の市場価値:200808

http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/rnc/docs/cp_s15070.jsp?accsKey=2ddba4ay0xz5esb

 8月中はやはり不調であった。夏休み終了後、転職・求人広告市場が活性化する時期に呼応して被検索数は増えているが、全体的に鈍い様子である。市場自体が縮小傾向にある中で、即戦力人員の転職が増加している様だが、人件費予算縮減の市場ではハードルが高く設定されている。また日雇い派遣の禁止が短期間派遣にも影響し、パート・アルバイトなどの直接雇用に移行したい企業側も、最低賃金の見直し問題などで動き出しは鈍い様だ。
 原油価格急落のブクマにて、値上げ判断は短期的に行い、値下げ判断は長期的に行うのが日本の傾向で、賃金に関してはそれに逆行する、という意見があったが、今の労働市場が正に当てはまるだろう。景気減速を受けて、賃金(残業も含め)や賞与の上昇が見込まれない反面、経費削減の為に福利厚生が削られたりする。企業によっては賞与カットが常態化し、企業の利益はそれなりに上がっているにも関わらず賃金(年収ベースでの)は上がらないという状態が続いている状況も見受けられる。
 原油価格が以前同等に戻れば、市場価格も以前同等に戻せる製品があるにも関わらず値上げを続ける中で、やはり求められるのは賃上げと、最低賃金の適正化ではないだろうか。また首相辞任で景気後退がいっそう強まるという見方があるが、経済音痴だったからこその現状という見方が正しい気はする。少子高齢化に見合った対策を、現実に立脚した形で提案してくれれば、少しは消費者の意識が変わるのではないかと、(経済的には浅はかではあるが)個人的願いを抱いてしまうのである。