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最近は写真日記。

丸山ワクチン=村井ワクチン、じゃあ笑い男=web○.0?で、少佐はどこだ!?

「間違いなく効くね。ただどうして効くのかと、言われてもみんな生きている。がんは残っているが元気だ、としか言えないんだ」

丸山ワクチンはなぜ「認可」されなかったのか?

丸山ワクチンは、現在も、有償治験薬という中途半端な位置づけのままである。丸山ワクチンによる治療を望む患者あるいはその家族は、丸山ワクチンの治験を引き受けてくれる医師を探し出し、治験承諾書(丸山ワクチンによる治験を引き受けるという担当医師の承諾書)[2]およびSSM治験登録書(現在までの治療経過をまとめた書類)[3]を整えさえすれば、丸山ワクチンの投与が受けられるという1972年以来の状況が続いている。

なお、放射線療法による白血球減少症の治療薬として、1991年認可された「アンサー20」(ゼリア新薬工業)は、丸山ワクチンと同成分である。丸山ワクチンが効果ありとされた白血球減少症は、悪性腫瘍によって引き起こされる症状、あるいは、その化学療法や放射線療法時の副作用である。丸山および丸山ワクチンの支持者たちは、抗がん剤として認可されることを切望していたが、"放射線療法時の白血球減少抑制剤"としての認可に留まり、生みの親である丸山が部分認可の9カ月後に死去したため、丸山の生存中にはついに抗がん剤としての認可は果たせなかった。しかし、支持者たちの需要は以後も衰えず、末期がん患者の最後の切り札と位置づけ、現在でも抗がん剤としての一刻も早い認可を望んでいる。

丸山ワクチン-wikiより。
 SACの元ネタなんだそうで、流れが笑い男っぽい。

「中央薬事審議会なんて、年4回会合を開くだけだから、膨大な書類にハンコを押すだけの機関なんですよ。昭和36年薬事法施行により発足して以来、すべての申請に「可」のハンコを押してきた。実質上の認可は厚生省がやるわけで、厚生省の窓口が受理した申請は全て承認されていたのです。ところが中央薬事審議会は、わざわざ丸山ワクチンのために「否」のハンコを作ったと言われています」

 なんてくだりは正にSACである。こうして再発見された歴史がしっかりと批判され、現在に活かされるのであれば、ネットはまた一つバージョンアップするのだろう。例えば資料内の人名、来歴には間違いがあるらしいが、薬の効果としてはそれなりの結果を出しているらしい。科学的立証データがない、という事実が何よりもとんでも科学っぽいが、例えば効果がある人間には対応ができる様な仕組みであれば問題はないだろう。「不認可でも買える」という選択肢から、「使いたければ使える」という選択肢に移行した方がハードルは低い。コメントやブクマを見ていると、今ではもっと良い薬が出ているとか、不認可でもそれなりに安い金額で投与できる、とかあるが、当事者になった際に不自由なく選択できる状況が整えられていなくては意味がないのではないだろうか。例えとんでも科学だったとしても、余命を宣告されれば藁にもすがるだろう。必要なのはその時にしっかりとした説明、例えば科学的根拠がなく効かない可能性どころか、効いたとしても何故効くのかはわからない、という内容説明がしっかり行えれば、患者にとってはそれで十分なのではないだろうか。多分に医者は科学的に病気を治そうとするけれども、ある意味それは西洋医学的見地のみの判断であって、人の可能性を限定している気がする。医者はやはり病気を診るのではなくて、患者を診るべきだと思うのである。
 それにしてもこのネタを電脳硬化症に結びつけて、企業テロから政治スキャンダルまで発展させた神山健治はすばらしいな、と。笑い男がネットだとするならば、ある意味少佐は神山健治なのか。