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最近は写真日記。

アルミニウムMacBookと為替と株価とユーロ圏

 待ちに待った新型MacBook。予想通りグラフィック機能が強化されている。ということで早速触りに行ってみた。ポリカーボネイトのものとは違って高級感がある上に、何より薄くなったという印象が強い。OSXとCPUのバランスも良さそうで、色々とソフトを立ち上げたり、safariでめちゃくちゃタブを開いても、マウスカーソルが回り出すというストレスはなかった(家にあるiBook G4ではクルクルしっぱなしである)。
 残念ながらNVIDIAチップセットを試せる様な素材はなかったが、今まで以上の性能であることは間違いないだろう。特にBoot CampWindows使用での作業の幅が広がりそうである。逆に気になったのがMacBook Proで、ハイブリッドSLIはサポートされないのであればチップセットを変えても良かったのではないだろうか。ただ、今までの経験上、後にアップデートで対応という流れが可能性が高い(その際にバッテリー駆動での使用はどちらにしても不可能だろうが)。
 Mini DisplayPortを選び、HDMIを選択しない辺りもAppleらしいが、代わりにFireWireポートが消えているという皮肉もある。後にHDMIに取って変わられない用に、大画面使用でのメリットと標準化戦略が問われる部分ではあるだろう(家庭用液晶テレビに繋ごうと思うとやはりHDMI端子が楽だと感じるが)。
 CPUは前モデルから45nmプロセッサを搭載していたが、今回からFSBも1066MHzに引き上げられている。ここら辺もMacOSXでの機能向上感より、Windows使用でのメリットが大きいだろう。以前Windows Vistaを最も早く動かせるPCにMacBook Proが選ばれたことがあったが、Appleのハードウェアバランスはやはり絶妙だろう。標準のワイヤレスも802.11nに対応と、AirMacExpressを入れればすぐに高速ワイヤレス環境のできあがりである。
 購入予定は年末である。が、それまでにもう少し株価と為替が落ち着いて欲しいものだ。予想通り200日移動平均線との幅が出たが、そのパーセンテージもバブル以上にはならなかった。後は為替だが、選挙までは対ドル90円台半ばまで落ちるのだろう。それよりも対ユーロが気になるが、買い時という雰囲気ではなく、ようやくユーロ圏の実生活と市場との乖離に目が向けられる時期なのだろう。ユーロ圏のインフレ率の上昇率に恐怖感を覚えながら、イタリアで生活していたが、対ユーロ130円台であればまだマシという感じにはなるだろう(130円台でも月の生活は、都心での生活と同様の出費を求められるが、その生活水準は大分低いものである)。