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最近は写真日記。

転職進捗

 毎週水曜日に労働市場の調査用にリクナビの数字を使っているけれど、実際の申し込みやオファー関係は、[en]の転職情報の方が優良。使い分けとしては全体の転職トレンドをリクナビで把握しつつ、[en]で実践するという感じである。ただ企業からのオファー率が高いのはDODAで、オファー内容も充実している。これはリクナビ、[en]共に簡易オファーシステムがあるため、企業側も「とりあえず」的にオファーを出せるのだが、DODAの場合は直にメッセージとなるため、個人宛になる確立が高い(自動フィルタで検索をかけていることは他社と変わりない様だが)。
 現状、こちらから応募したものに関しては振られ続けている。とりあえずで出したものが通ったが、「別途郵便で」と他の書類の提出も求められたので、面倒臭くなって辞めた。あまり興味のない会社から熱烈に(毎週人事担当からスカウトメール)オファーをもらったが、業務内容が今以上に面白くなさそうだったのでスルーさせて頂いた。ぶっちゃけ仕事内容以前に待遇が今よりも下がりそうだったので、その時点でアウトである。以前、リクナビのエージェントから「求人広告関連のお仕事を紹介します」というオファーもあったが、全く興味がない。
 転職活動をしていて改めて認識したことだが、自分には全くスキルがない。何より「こういう仕事がしたい」という具体案もない。何が基準かと言えば待遇面なので、もう少し自分を見直すべき機会ではある。英語を立てれば、職種に面白味がなく、イタリア語では給与が低い。今のビジネススキルで転職を臨めば、今以下の待遇でしか探せない。来るオファーはまるで興味のない職種ばかりで、おまけに待遇面も満足できない。このご時世、社会人経験のない人間にオファーを出す会社など、ある意味知れているだろう。
 というわけで進捗どころか、まだまだという感じである。最近金融関係が面白いので、そちらで利益が出るのであれば、自分の時間の持てる今の職で妥協しても良いのかもしれないと思っているが、組織的に色々と動きそうなので、やはり面倒臭くなる前に早期に転職したいところではある。
 マーケットが落ち着かない為、人材の流出も安定しない様子で、絞った予算内での人事はかなりハードルが高い。それでも労働市場の需要は堅調で、案件はそれなりに充実している様に感じる。もちろん今の就労先でも今迄になかったことを次から次へと提案しているが、足回りが遅すぎて、3ヵ月後位に「今更ですか?」という場面が多々ある。そういう意味ではベンチャー企業の足回りの早さに魅力を感じてしまう。かといって今のままではスキルが足りないので、所々でスキルアップを重ねていく。
 とにもかくにも目標はあくまでも「資金作り」でしかないので、一番効率の良い方法を選択するしかない。社会人は自由で面白いものだと常々感じる反面、その自由性に不自由性しか見いだせないケースが多くて、学生との逆転性を感じる。社会人が選択できる「場」は多い。スキルの転用もそれなりに効けば、需要もある。反面、意識が企業に従属する傾向にあって視野が企業視点に偏る可能性が高い。学生はその逆だろう。選択できる「場」は少ないが、意識が「場」に縛られた時点で視野が限定され、研究も限定される可能性が出てくる。ただどちらにしても、スキル次第ということには変わりがない。ユニークスキルであれば、それが武器になる。ある意味アカデミアで重宝されるものは、ビジネスでも重宝される傾向にあるだろう。