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apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

合成の誤謬

 ノロウイルスとは厄介なもので、胃の内容物を全て吐き出させてくれる。あまりにも嘔吐するものだから、水分を取ろうと思うと、余計に嘔吐を繰り返すことになり、状況を悪化させる。一番良いのは「我慢すること」である。身体は平衡状態を保とうとしてくれるので、体力さえ持てば嘔吐から下痢に代わり、48時間あれば症状は無くなる。
 企業という組織には部署責任者と呼ばれる人々が多数いて、その下に部下やスタッフが何人もついている。部署責任者は部署責任者らしく、その部署の正当性を主張する。それを束ねる管理職が合理性を考える。それぞれが合理的に考えた結果、正しい方向に向かえば良いが、結果的に合成の誤謬を産むことになるのが大半である。その際にどこで吸収するべきなのか。どこで吸収させたら歪みが最小限で済むのか考えるのが、管理職の仕事だと思っている。何故なら、本来的に合理的であれば、一時の我慢で結果も合理的になる可能性は高いからである。
 ミクロでは合理的でもマクロでは意図しない結果を生む。企業が縮小し、雇用を押し下げ、消費活動が低下したとき、国だけがその調整を行える。問題は、国に体力があるかないか、なのだが、日本は以前として体力があるのである。何より日本の企業も内部保留だらけで、実際は体力があるのである。
 できる管理職、というものに出会いたいものなのである。