apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

家を買う。

 最近、流石に忙しくなった(と感じる)。ほとんど終電である。自分の時間のコスト感覚がおかしくなることがある。一定しているのはモチベーションだけで、決して上がることがないのが唯一の救いでもある。一言でいうとYahoo!ニュースとか全く見ている時間がありません、という日々を送っている。でもはてブだけはチェックしてるけれども(はてなの人、最近連絡がないですね…)。
 何かしらの指標が欲しくなったので、家を買うことに決めた。6月23日にさくっと家を見始めて、7月21日には契約していたからまぁまぁのスピードだろうか。結局一番最初に気になっていた物件に決めた。よく分からないけれど、それなりに?有名なハウスメーカーらしいが、住設系は全くわからん。住友林業の良さって何だろうか。住宅ローンとか通るのか?と半信半疑だったが、申請した銀行全てに通った。大体の理由が「その企業なら知っているので」というもので、初めて今の会社の存在価値?を知った。何よりそれなりの金額の融資にさくっと通るなんて、5年前ならあり得なかったことではある。良いのか悪いのかわからないけれど、随分とビジネスに浸食されているのである。要するに結局私的生活スペースも、社会的関係性に影響を受けるという一番わかりやすい現象かと。平たく言うと、個人では支払い能力の有無は判断できないけれど、所属するコミュニティがそれを担保しますよ、という。
 と言うことでお盆はお引越です。車も何台かは停められるし、屋上とかもあるけれど、何より書庫的なものを作れるので、それが一番の幸せです。遠回りしっぱなしだけれども、腰を落ち着かせられるホームがやっとできた。嫁も順調に卒業できそうなので、ちゃっちゃとバトンタッチしたいのである。お金稼ぐのに飽き始めた、というのが本音だけれども。
 全然関係ないけれど、日経のお偉いさんに会ったとき時に「日経のアプリ、学割ないの、何で?」って質問したら、「独禁法に引っかかるから」って返答は意外だった。市場原理って何だろうか。

また一つ年を重ねた

 白々しく年をとっていく。34歳の自分が、実はにわかに信じられない。少し前まで14歳だったのに。気がついたら24歳になっていて、多分次に気がついたら44歳というゾロ目になっているのだろう。「この世の中は基本的に平等ではないですが、案外と平等なものがあります。時間です。」と言っていた人がいたが、嘘だろう、と思う。その時間もまた人が決めたものだ。生物の時間はサイズによって異なる。ゾウとネズミの話なんかしなくたって、時間という近代的な制約に縛られるつもりはない。僕の時間は僕が決める。
 エトルリアの映像をNHKで見た。訪れ、写真に撮り、メモを取った壁画ばかりだった。壁画の変遷に対するコメントも数年前と変わっていなかった。一見すると研究は進んでいない。そんなものだ。誰かが少しずつ積み上げて、誰かがリレーする。気がつけば研究は進んでいる。企業組織に入って、経営戦略とかやってわかったことはそういうことだ。「誰でも引き継げる。誰もが同じ様にできる」そうしないと経営は持続しない。必要なのは「何を」引き継げる様に企画するのか、である。天才が何人も続けば良いが、誰もがそうあるわけではないのだ。アカデミアとビジネス社会と一般社会の差は、アカデミア>>>>>>ビジネス>一般、くらいに遠い気がする。否、本当は並列でもあり同列なのだが、言葉が違い過ぎるのである。言ってみれば、アカデミアは企画し、ビジネス社会は持続させようとする。企画が天才的でも、ビジネス社会はマネタイズできなければ持続不可能になり、一般社会には伝播しない。企画が100年に一度の発明であっても、結局一般社会が追いつくのに100年かかるのである。※強引なモデルではあるが…。
 ここ2年くらいそういうことばかり目の当たりにし、考えている。東日本大震災以降、行政とやりとりしていても様々な齟齬を感じるのだが(今更ではなく、以前からだが)、何故齟齬を感じるのかが具体的になりつつある昨今ではある。要するに「誰に」行うのか。「誰に」研究するのか。「誰に」展開するのか。そういった事が中途半端なんだと。政治や学閥で、ポストが消える様な専門分野って何だろうな、と。ましてや一研究を引き継げない、というのは、それこそ国家的な問題であり属人的この上ないと思うのである。ビジネス社会的視点でみると、それって全く脆弱な組織なんだよ、と。

他人のふんどしで相撲をとる。

 源泉徴収を確認したら、何年か前に立てた目標をクリアしていた。そりゃあ、毎月の残業が80時間とかだったらそうなるだろう。サラリーマンてわかりやすくて良いなぁ、と。相変わらず勉強になる部分とならない部分があるけれど、個人では使えない金額に毎日サインしていると金銭感覚がおかしくなりますねって。反面、こんなのに億単位ですか?ってのが山ほどある日本経済もどうかと思った。今後一切いろんな物に騙されなくなったとは思う。今更ステマで騒がしいけれども、さ。ホストやって裏社会?の金銭の流れがわかったけれど、広告業界もそれに近いな、と。
 トインビーのミメーシスを今更考える。組織に当てはめる。「順応あるいは模倣を意味し、大多数の人が創造的な少数の行為を忠実に模倣しそれを繰り返し社会全体としては意味ある生産活動になること」という概念は、ポストモダンでは破綻している。何より社会全体、という概念がポストモダンでは全体を示さない。という中で、企業活動においては相変わらずミメーシスは活用できる(その時点で既に矛盾ではあるが…)。その際の課題は、創造的な少数の行為を、大多数の人がいかに「自動的」に模倣するか、である。どうだい、すげー企画だろ、誰にも考えられねぇぜ、こりゃ売れる、というのは大違いで、どれだけ凄い企画でも大多数の人が自動的に模倣できなければ売れないのである。てことを毎日考えているのだけれど、結局どこにいてもやることは変わっていない気がする。そういう意味ではアカデミアに戻る方法と選択肢が格段に増えたのだろう。まさか今更母校のキャリアセンターで接待的な対応されるとは思わなかったのである。
 そういえば収録とか撮影とかにクライアントとして立ち会うのだけれど、憧れの人?を自分でアサインして、自分で決めて、サインまで貰った。若干1人で盛り上がったが、周囲からは誰それ?的な扱いだった。いやいやいやいや「さんをつけろよ、デコ助野郎!」って言って欲しかっただけなんだが。それと、未だにAKBが誰が誰だかわからず、SKEとかそこら辺の棲み分けもわからなくて散々突っ込まれる。みんな同じだろうよ、と。CDとかDVDとかも渡されたが、未開封のまま横に流した。ファンは多い。そんなことより2次元、ということで、某ロボットアニメ事務所にお邪魔した時が去年は一番盛り上がった瞬間だったかと思う。そんな企画ばかりしている。まぁ、世の中の仕組みがわかって来ました、的な部分でもある。
 記述できる様なところはそんなことしかない。技術的な部分がメイン業務で、それは流石に書けないのだけれど、まぁ、そんなことがサラリーマンとして勉強になっていますよ、と。他人のふんどしで相撲をとることばかり上手になるのである。

【雑記】はてなブログで書いてみる

久しぶりにはてなダイアリーを書こうととしたら、はてな記法を忘れていてビックリ。たぶんトラバもままならない。以前は毎日書いていたのにて…。ちゃんと更新します。今ではただのフォトダイアリー…。

MacOSX 10.7.2 Lion

 つい先日アップデートした。サークルKサンクスにてカルワザクラブを利用し、iTunesカードを購入。Mac App Storeからダウンロードする。事前に調べたとおりdmgは別DVDに焼いて残しておいた。OSのアップデートはエラーが出ることなく進んだが、ほとんどのアプリが死んだ。ここまで使えなくなるとは思わなかったのである。Adobe系を含め、GraphicConverterや、Roxio、ひいてはCanon Utilitiesはほぼほぼ全滅で、EOS KISS Xをつないでもエラーを返すばかりとなった。回避策はFlashを別途カードリーダーから読み込み手作業でデータ移行、というクラシックな方法となった。ただMac App Storeが充実しているので、他のアプリについては代替ソフトがそろった。グラコンは死んだままだが…。
 今回ソフト以上に失敗したのは、RAMである。Macbookデフォルトの2GBのままだったのでかなりパフォーマンスが落ちた。その日のうちにAMAZONでメモリを発注し、2日後には4GBとなりだいぶ改善した。それにしても2GB×2枚で3,200円程度なのに、4GB×2枚で2万という金額差はどうかと思った。Lionへのアップデートで2,600円。メモリの物理交換に3,200円。計5,800円にてとりあえず最新の環境が整ったのである。
 Lionの使い勝手だが、率直なところ慣れない。ここ最近ではかなり大幅なOS仕様変更かとも思う。Launchpadとか、iPhoneiPadを利用していながら戸惑ったし、Mission Controlは未だに慣れない。フルスクリーンアプリケーションは単純に使い易いと思えた。後はマルチタッチジェスチャーがつかえるともっと良かったのだけれど、それはまだまだ先になりそうである。次こそはMacbook Proにしたいのである。
 Macは環境が整ったので、次はWindowsである。さてずいぶんと前に購入したWindows7 Pro 64bitをどう活用しようか、ハードを探り中なのである。とりあえずメモリはつめるだけつみたいのである。

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iPhone 3GS Softbank → iPhone 4S Softbank

 2年以上利用したiPhone 3GSからiPhone 4Sへ機種変更。キャリアは変わらずSoftbankである。色はホワイトで変わらずだが、ストレージを16GBから32GBへ変更。予約をしたのは10月9日(日)の午後だった。電話があったのは発売から次の日の10月15日の22時を過ぎてからだった。サーバが落ちるなんてサービス事業者としては一番の恐怖である。登録が遅れているのはおおまかに言えばサーバが不安定だから、だろうが対策としては各店登録制限をしている、ということだろう。
 明けて10月16日(日)の午後一でSoftbankショップに向かう。整理券の順番は一番目だった。ちまたでの騒ぎ様が嘘かと思える程店内は閑散としていて、すぐに呼ばれる。契約についての再確認と、今回の登録についての注意事項を聞く。要するにサーバが不安定で、開通するのは16日の夜、ないしは17日の朝、という説明だった。その時の話の内容で、登録自体がヒューマン依存で、ヒューマンが介在(操作)する時間しか登録ができない、という説明の仕方であった(もちろん言及はしていないが)。インフラかサーバか、時限設定ができないとなるとインフラにも問題がありそうな気がした(そもそも店舗側でしか時限設定ができない?)。
 さて帰宅して3GSを使っていても一向に移行する気配がない。面倒くさくなって4GSをいじる。機内モードがやはり効果的らしく、復帰後すぐにSoftbankラインを拾ってくれた。気がつけば3GSは圏外となっていて、めでたくiPhone 4Sが開通するにいたる。
 1日使った感想としては、とにかくストレスが少ない端末である。例えば今まで音楽を聴きながらニュースアプリでツイートという流れであったが、フリック入力が遅れいつもイライラしていた。また酷いときは音楽が飛んでいた。iPhone 4Sメモリが512MBでも問題なく、流石はA5である(電源確保モードの時だけ周波数を上げてくれるとなお良いのに)。3GSの方が良かったんでは?と思える部分はやはりインダストリアルデザインである。直線が多いためポケットに入れづらいのである(製品としてはかなりのコスト削減なのだろうが)。
 iOS5として見るとiCloudは若干未完成な気がする。設定からの操作ではなく、アプリとして使えれば良い気がする。またLion・Vista以上ということで残念ながらどれもOSレベルでは対応していない。近日対応予定である。
 移行時の注意点として、3GSは先にiOS5にアップデートするべきである。これは回線が移行し次第、復元機能が使えなくなるという話から。それと4Sに移行した際のバックアップからの復元に違和感がなかったから、という理由である。要するにソフト環境は揃え、そっくりハードだけ入れ替えましょうということである(両方いっぺんは難しいですよね、と)。ちなみにiTunesでの基本同期の早さは4Sの方が早かったが、音楽ファイルの移行にはUSB2.0ボトルネックになってそれぞれ同時間を要した。
 ちなみに会社支給でiPad1 3G→iPad2 3Gと利用しているため、劇的なスピードアップ感というのはなかった。iPad2の完成度はかなり高いな、というのが感想でもある。ただしキーボードをガチャガチャ打つ僕は、タッチキーボードにいつまで経っても慣れないのである(なのでViewer的な使い方が多く、テキスト基本の時はノートPCを使う)。
 周囲はauへの乗り換えが目立っておりSoftbankでの機種変更がメジャーというわけではない様である。ちなみにauiPhone 5が出たときの乗り換えキャリアとして今回は温存してみたが、個人的にauがらみは良い記憶がないのでできる限り乗り換えたくないのである。
 市場的には、今更スマートフォンに乗り換えますか?どうしますか?的な記事を見かけるが、少し前にPCを一家に一台購入する日が来ますか?もっと言うと一家に一台電話を設置しますか?的な、消費的な記事にしか見えないのである。もっと言えば市場として製品開発・キャリア側が今後もガラケー自体にリソースをあてると想定し、マーケットを鑑みた上で【あえて】ですよね?と皮肉が言える内容である。