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最近は写真日記。

ペルジーノの音楽性

 ペルージャにある、パブやクラブではどちからというとRockが好まれる。もしくはPop。クラブと言っても日本のようなものではなくて、ディスコと形容した方が良いかもしれない。普通にYMCAがかかったり、ABBAが流れたり。パブでは、DJがいるものの、お客さんのリクエストに答えるのがだいたいで、スクラッチなんてまずやらない。僕もやったことがあるが、リクエストの大半はやはりRock。しかもMixtureとかではなくてコテコテの。
 曜日によって音楽を変えるのが一般的だが、どこの店でも必ずあるのがラテン音楽。ウンブリアはUmbria Jazzで世界的に有名だが以外とジャズの店は少ない。イタリアンポップはどうにも好きになれない。かといって、イタリアンヒップホップも。日本ではイタリアの音楽=オペラだが、実際の所オペラは教養の範囲であって日常的に聞く音楽ではないだろう。
 テレビではMTVが放送されているので、世界各国(特に米国)の音楽を耳にすることはあるが、町中で流れるのは圧倒的にイタリアン。しかも一度ヒットするとそれが延々と流れる。日本の有線以上のヘビーローテーション。イタリア人はフランス人を「重度のナショナリスト」と表現するが、音楽性だけではなく日常面でもイタリア人の方が重度だと感じてしまうのは僕だけだではないはずだ。