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最近は写真日記。

歯医者と歯科助手

 帰国早々、歯医者に通っている。去年イタリアに渡航する前に、はめた歯冠が、イタリアに着いて1ヶ月もしない内に外れたからだ。帰国して、すぐにはめてもらい、他に気になる所も治療してもらっている。歯医者を嫌がる人が居るけれど、僕はどちらかというと好きだ。子供のころから毎週歯医者に行っていたし、歯医者さんと歯科助手はいつも遊んでくれた。あの空間と匂い、もしくは光加減とか、僕を落ち着かせるものがある。
 歯の痛みは僕にとっては対したことはない。どれだけ削られても、ペンチで歯を抜かれても、口をゆすいだ時に、血だらけでも。どちらかというと頭痛の方が僕は耐えられない。歯科助手というのは誰でもアルバイト採用してもらえるのだろうか。僕の友人もやっていたけれど、特に問題はなさそうだった。おまけに僕が通っている所では、明らかにギャルがバイトしていたのだが、1度近所のツタヤで偶然にも会ったことがある。
 友人とCDを見ていると、3人組みのギャルが入店してきた。その中の1人の女子が、「あ!こんばんは」と話しかけてきたのだが、明らかに身に覚えが無い。彼女の友人達を見回しても絶対に会ったことが無いはずだが、その話しかけてきた女子だけは、何処かで会った気がしたのだ。犬の散歩中か?それとも毎日通っている本屋か?はたまた、コンビニの店員か?なんてことを考えていると、彼女は突然口のあたりを押さえ始めた。「思い出しました?歯医者さんです」と言ったのでピンときたが、「君は歯科医じゃないだろう」なんてことは言えなかった。
 とにかく、そんな簡単に医療関係にバイトできてしまうのだろうか。治療をするわけではなく、事務だから問題はないのか。いや、でも、治療中にバイトの子が歯科医と一緒になって口の中を覗かれても気まずい。きっと口の中だけではなくて、鼻の中も丸見えだ。何故こんなエントリーを書いたかというと、帰国早々にはめた歯冠がまた外れたのだ。昨日、久しぶりに日本の大学の学食で定食を食べていた時に勢い良く外れた。飛び出たとも表現できる。
 週1で通っている歯医者に、本日はイレギュラーで飛び入り。料金はタダ。歯冠をはめるだけで、10分程で終了。本当はもうちょっとあのイスに座っていたかったけれど、それは別に歯科助手目当てではないので悪しからず。どうでも良いな、実際。