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最近は写真日記。

G戦場ヘブンズドア:日本橋ヨヲコ

 漫画家を目指す2人の学生。出だしでは面白くないかも?と思ったが、最後まで読めてしまった。3巻完結。編集者と漫画家。ベル・エポックで取り上げられたテーマだが、この漫画では特に漫画家とは何なのか?ということに重点が置かれている。プロとアマチュアの差や、それぞれの作品の差というものが描かれているので、きっと漫画好きにはたまらないだろう。
 出だしでは面白くないかも?と感じた理由は、1巻ではただの友情漫画に見えたからだ。2巻からは話しが進んで、3角関係から親子のあり方まで広がっていくので友情だけには固執していない。3巻を読み終わってやっと、読む時に読めば多分面白いんだろうな、と思えた作品だった。

「そうか、もうオレ達はゆるがないんだ。誰に何を言われてもゆるがないものを見つけたんだ。今まで生きてきたすべての意味を使うことができるんだ。オレ達はもう、多分、一生退屈しないに違いない。」日本橋ヨヲコ「G戦場ヘブンズドア

G戦場ヘヴンズドア 3集 (IKKI COMICS)