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最近は写真日記。

久しぶりにDJ

 音楽というカテゴリーがあるのをすっかりと忘れていた。イタリアに帰って来てからもちょくちょくDJの話しはあったのだけれど、流れっぱなし。先日友人のイタリア人DJから電話がかかってきて、「いい加減やろうよ」とお誘いがあったのでiBook G4に変えてから始めてのDJ。
 今回はパブやクラブでは無く、どちらかというとBarである。日本人の友人が昼間働いているのだけれど、夜は他の店で働くことになっているので、残念ながら出席せず。昨日の今日なので、人を誘っている時間も無く、店に着くと案の定、固定客しかいない。ペルージャのディスコ、クラブ、パブなどはほぼ毎日何らかのフェスタを催しているので、フライヤーも当日配ることになる。日本人がフェスタを企画すると1週間も前からフライヤーの準備をするのに、イタリア人の場合は早くても2日前である。
 僕の友人が数人来てくれたので、とりあえずiBookを繋いでスタート。いつもiBookをオーディオケーブルでミキサーに繋ぎ、後はソフトで操作するのでターンテーブルは必要ない。本当ならば空いてるチャンネルにiPodを繋げれば3つのソースをいじれることになるけれど、そこまでやる気はない。
 DJをする度に思うのがiPodのホイールが、ターンテーブル代わりになったらもっと便利だろうに、ということである。以前にもiPodでDJという記事があったが、ホイールにスクラッチ機能があったら、iBookなど使わずに、iPod2台で充分である。
 Mondo GrossoBuddha Brandのインストはやはり受けが良いし、使いやすい。イタリア人DJも気に入ったらしく、CDを欲しがっていた。ピッチカート・ファイブやコーネリアスは音楽好きのイタリア人ならば知っているので、ネタとしてはあまり面白くない。
 それにしても日本でDJをやっている友人が聞いたら、「は?何でお前がそんなことやってんの?ロクにターンテーブルも扱えないのに?」とつっこまれることだろう。そういう意味ではここがペルージャで救われる。つまり日本で意味するDJではなくて、ペルージャでは本来のディスクジョッキーの意味に近いからである。