イタリア、10日から飲食店で禁煙、罰金

イタリアで１０日から、バーやレストランなどでの喫煙が禁止となる。違反した客には最高２７５ユーロ（約３万８０００円）、喫煙を見逃した店には最高２２００ユーロ（約３０万円）の罰金が科せられる。

　どうも信じられない。イタリア人は日本人と同程度にタバコを吸う。マナーも何も無い。人込みで歩きタバコするし、灰皿が見当たらなければ床に捨てる。禁煙の注意書きがあろうがなかろうが、吸いたくなったら吸うのである。またイタリア人だけでなく、その他の外国人のマナーも酷いので、タバコを吸わない人間にはそういう所ばかり目に付くのである。
　もしこれが本当に効力を発揮するのであれば、イタリアが少し住みやすい場所になる。特にパブに至っては、タバコの煙が充満しているところがほとんどなので、家に帰る頃には、洋服がタバコ臭くて堪らない。ただ店内での禁煙政策なので、結局のところ外に出れば嫌というほどタバコに出会うのだろう。そういう意味では何の解決にもなっていないが、飲食店でタバコを目にしなくなるだけでも進歩である。

Sankei Web　国際　イタリア、１０日から飲食店で禁煙　罰金最高３万８０００円(01/09 08:33)
http://www.sankei.co.jp/news/050109/kok034.htm