apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

時間の使い方

 僕はあまり時間の使い方が上手くない。その原因として、僕はまず睡魔に弱い。寝たら最後、睡魔が消えるまで起きない。何があっても起きない。これは僕自身じゃなくて、周囲の人間の方が良く知っているはずだ。僕自身、寝る瞬間はこのまま死んでも良いなと思える程に幸せに包まれている。
 「その日良く生きれば、その夜の眠りは幸せなものになる」はずなのだが、僕の場合、「その日」がどうも24時間に当てはまらないのだ。例えば1日寝なくても問題ない。2日寝なくてもまだいける。3日目は辛いながらも、それでも作業に集中できる。何かやり始めると、やり遂げなくては寝られないのである。これは幼少の頃からそうだった。週末は夜更かしすることが多かったが、理由としては「寝るのがもったいないから」だった。もちろん後々その分寝るので「もったいない」も何もないのだが、1つのことに集中すると寝られない性質なのだ。その代わりそれを達成すると死んだ様に眠る。上述の様に、何があっても起きないのである。
 24時間であれば8時間で3分割したり、6時間で4分割したりするのが良いのだろう。しかしここペルージャでの僕の生活スタイルは48時間+12時間といった感じだ。48時間起きて、12時間以上眠る。普通に24時間を4分割すれば良いのに、効率が悪いのである。太陽も月も知ったことではない。というより、どちらかというと日光よりも月光の方が好きで、日本では月光浴するために、アインの散歩に良く出かけた。ある意味ニート的な生活である。
 こればかりは性格というか体質というか、そういう風に育ってきてしまったのでどうしようも無いと諦めている。例えばゲームを始めればクリアするまで眠らない。セーブはするが、電源を落とすなんてあり得ない。プラモを作れば、「それじゃ後はまた明日」なんて「明日まで」楽しみを待っていられない。漫画にしても、遊びにしても旅行にしてもそうだ。今でも思い出すのが学生時代のGW。3日間寝ずに遊び周り、総移動距離が酷いことになっていた。ある意味罰ゲームである。そういう意味では去年の黒い雨の翻訳もそうだったが、基本的に時間を細かく使えない。
 「学生だからだろう?」と言われるが、研究所で働いている時もそうだった。結局環境に左右される様なものではないのだ。人生太く短くと思っているから良いのだけれど、もうちょっと時間を上手く使えたらと思うことはある。かといって、それを変えることはないのだけれど。