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最近は写真日記。

機動戦士Zガンダム:星を継ぐ者

 先週AKIRAくんと彼女と一緒に観賞。最初のシーンをワクワクしながら見ていたのだが、普通にテレビシリーズの使い回しで少しテンションが下がった。中盤まではところどころで新カットが挿入されているが、中盤以降は新しく書き直された画が多くなる。
 ネタバレあり。
 前半部ではやはりカミーユ、レコア、エマ、クワトロのシャア・アズナブルについての歓談部分が。後半部分ではアムロ登場シーンが印象深い。確かに「大尉にお尻を触られていたの」は笑えるし、アムロ登場シーンのキャノピーの破壊シーンには目を奪われてしまった。できることならば、全て書き直して欲しかったが、あえて古い部分を残すことで、「変化した部分」が見えやすい。ただ「残した部分」がどういった基準でそのままになっているのかは少し分かり辛い。テレビシリーズの「アムロ再び」などは、同じ演出ながらも画だけが新しく書き直されているからだ。ちなみに古い画像にもデジタル加工がなされ、Photoshopでノイズフィルタを薄くかけた感じに仕上がっており、テレビシリーズとは若干違った印象をうける。
 物語の要約の要点が、カミーユ、シャア、アムロの3人に絞られており、テーマが整理されている。テレビシリーズを先に見ていなくても、3部作映画として十分に楽しめる可能性はある。ただし10月29日に公開される「恋人たち」の方向性次第なのは否めないけれど。

機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者
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