夏の１日

　前日から一睡もしないまま迎えに来た友人の車に乗り込む。行き先は、柴又帝釈天。もう１人の友人が引っ越した先である。メインの予定は３つ。プール。公園。花火。亀有の東京三菱で、ユーロから円にお小遣い分を両替し、イトーヨーカドーで１９００円の水着を購入。男子３人、お揃いの水着である。近くの喫茶店でランチを食べ、市営プールに向かう。
　プールの料金は２時間３００円。水着帽必須だが、僕らはそんなもの持っていないので貸し出し帽を借りる。プールでキャッキャッしたかったのだが、遊泳レーンは小中生優先で、２５歳を過ぎた僕らに入る余地は無い。結局、老人たちを一緒にウォーキングレーンに入り、３人並んで歩いて見た。ちなみに水泳帽は黄色。時々泳いだり、ビート板でばた足したりして、小一時間ほどプールを満喫。
　その後、水元公園に移動。公園内を散歩後、レジャーシートを敷いてまったりする。友人が持ってきた折り畳み自転車を広げて園内の浅い小川を走ったり、キャッチボールしたり、フライングディスクで遊んだり。花火が始まる時間までダラダラと過ごし、花火のドンッという音と共に移動する。花火会場近くに着いた頃には既にクライマックスだったが、十分に満喫。金町駅近くの珍來で夕食。珍來がチンライなのか、チンキなのか、チンコなのかは知らないが、プールに入り、公園で遊び、花火を見て、クタクタになって家路についたのだった。