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最近は写真日記。

整体ボキボキ

 過去教え子で、現在プロ・スノーボーダーの子の家に彼女と遊びに行った。彼はもうちょっとで20歳の、現在19歳なのだけれど、小学生の頃から何も変わらない。容姿はもちろん変化しているけれど、中身は相変わらず。恥ずかしがり屋で、口数は少なくて、でも目立ちたがり。正に少年という感じなのだけれど、育ちの良さからくる性格の良さというか、余裕というか、ネガティブなオーラはまるで出ていない。そんな彼が出てる雑誌を見ながら、サインを頼まれたりしたらどう対応するのかとか、そんなお話。面白かったのは、「携帯教えてとか言われたらどうすんの?」と聞いたところ、「いや、無理無理。本当恐いから。2ちゃんとかで上げられたりするし。絶対恐い」そうなので、「だって、じゃあ、可愛いなって思った子でも?」「うん、絶対駄目」なのだそうだ。プロも大変だねぇ、とか話をしていたら、知人の整体師が到着。
 以前にもヘルニアの話をしていて、ツボとかマッサージの仕方とか教えてもらっていたのだが、「とりあえず首だけ入れちゃおうか」という話になって、マットが広げられる。僕は横になって、身体の歪みを見てもらう。「ああ、右半身が異様に固くなってるよね。足の長さも全然違うし、ハリも違う。片足だけゲタ履いて歩いてるような感じになってるよ。それと、筋肉のハリが酷いから、筋トレは避けて、柔軟に専念して」と体中ゴリゴリされる。
 メディアなどで整体師が出てくると「骨を入れますね」とか言いながら、バキとかボキとかやったりするので、僕もそういうものだと思っていたのだが、一向にそうはならない。「ああ、やっぱり本当はゆっくり骨を矯正していくのか」なんて思っていたら、「はい、ゆっくり息抜いてぇ」と言われた瞬間にバキとやられた。かといって痛みがあるわけでもなく、違和感があるわけでもない。ただマッサージ後は身体も軽くなって良い感じに眠気も襲ってきたのだが、何故か急にお腹を壊したのは何故だろうか。
 結局ご飯をご馳走になって、教え子のスポンサーからの試供品を貰って帰宅。他の教え子にも会ったりするが、逞しく成長している姿を見ると、嬉しくも、当時から成長していない自分が歯痒くて、時々無償に物悲しくなったりするのである。