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最近は写真日記。

バスケがしたいです。

 日本に帰ってくるとバスケをする機会が減る。駒沢公園や、最近ナイキが都内にコートを作り出してはいるが、それでも気軽に行けるというわけではない。車に乗って、車内で着替えて、駐車場を探して。イタリアでは歩いて数分の距離にコートがあったし、授業帰りに気軽にシュートが打てた。帰国してからドリブルはできても、シュートが打てていなかったので、バスケがしたくてどうしようもなかった。
 彼女の友人から24時間営業で、バスケやらテニスやらができる場所があると聞いて行って見た。名前はJJCLUB100。料金は15分で105円。会員登録をして、中に入るとフリークライミングや釣り堀、ビリヤードに卓球、ダーツに漫画喫茶、インターネットにマッサージチェアビデオゲームPS2など、遊びのアイテムはほとんど揃っている。バスケットのコートは3on3用ながら、他スペースから区切られていて、しかも貸し切りにできるのでプレイしやすい。
 ただ問題点がある。お客さんが少ない時は良いが、人が多い時は、中々バスケのコートを借りられない。待っている間も時計の針は進んでいくので、料金は取られる。僕らはその間ビリヤードをしながら待ってはいたが、卓球やダーツも数が限られており、予約をして待っていなければならない様子だった。結局1時間以上待ってコートを借りられたものの、予約が多く入っているとかで、使用時間は15分に限られていた。
 コートにはバレーのネットも張られていて、バスケをするには少々スペースが狭かったが、それでも1on1は何とかできた。彼女曰く「ここはまぁ、バスケをやっていた人たちがプレイするわけじゃなくて、簡単にシュート打ったりするだけだろうから、これはこれでしょうがないよね」だそうだ。ちなみに、彼女もバスケ部なのだった。お互いにバスケ部特有のバッシュの音、キュッキュッという音、をさせながら思いっきり1on1。通りかかる人たちは興味津々に覗いて行ったけれど、そんなことはお構いなしにバスケ。たったの15分で汗だくになって、係員が呼びに来た時にはハァハァ肩で息をしていた。係員もかなり訝しげには見ていたけれど、僕らはある程度満足して帰宅したのだった。
 でも「バスケを思いっきりしたいね」とか、やっぱり全然満足していなくて、事あるごとにバスケのコートを探しているのである。

JJCLUB100
http://www.jjonline100.jp/