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最近は写真日記。

ファイナルファンタジー7アドベントチルドレン

 2回ほど鑑賞。1度目はそのまま本編を。2度目はゲームダイジェスト版を見てから、本編へ。ゲームダイジェストを見ていて気がついたことは、「ほとんど忘れている」ということだった。FF7をプレイしたのは1997年の受験真っ只中に関わらず、発売日の1月31日にコンビニ、デジキューブで購入。2月3日にはコンプリートして、4日には受験だった。8年も前の話であるが、そういう状況は覚えているものの、細かいストーリーはかなり曖昧である。
 ただゲームダイジェストを見て、当時を何となく思い出した。次世代機と言われたPS1の性能を初めて凄いと思わせてくれた作品でもある。FF7のCGムービーは、カメラワーク、演出共に既に完成されていた。もちろんCGの質はそれ以降の技術の進歩により格段に向上することになったが、その演出方法などはまるで色あせていない。その証拠にアドベントチルドレン本編内にも、CGをリメイクしただけの、ゲームCGと同様のシーンがあるが、まるで古くさく感じられない。これはゲームをプレイしたプレイヤーに対してのフックだと思うのだが、例えばZガンダムで行われたリメイクとはまた違った効果を示しているだろう。
 気になったのはダメージの表現である。暴力的表現に依る年齢制限を嫌ったのだろうが、そこはしっかりと描いて欲しかった。キャラクターが時々呻いたり、表情が歪むくらいで、どれくらい疲労しているのかがわかり辛い。もちろんそんなことは知る必要はないのだろうけれど、そのダメージの変わりに、物質破損で表現しているのかと思うと、それはそれでちょっと大げさだとも感じる。勿体ないと思ったのは、チャンバラシーンでの刃こぼれ。あれだけ刃を合わせていれば、少しはブレードが散ったりするだろうに、その表現があるかないかで、かなり迫力が違うだろう。
 とにもかくにも、巨乳好きの僕にはティファはやっぱりたまらないので、それで良しと思えた。というか、いつでもクラウドを見つめているティファが良い。