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最近は写真日記。

ドッグフードに発がん物質

 イヌ受難:米社のドッグードで大量死 発がん物質入るで、「過去数週間で少なくとも100匹が犠牲」になったらしい。問題になっているのはダイヤモンドペットフード社だが、高級ペットフードらしいので、幸か不幸かアインにあげたことはないだろう。それにしても19種のドッグフードとキャットフードに発がん物質が入っていたというから、ほとんど全製品なのではなかろうか。同社ではリコールを始めたということだが、後々の責任問題をどう処理していくのか見物ではある。
 犬の食事というのは実際のところ結構気を使う。これは猫にしても同様だろうし、動物全般気になり出すとキリがない部分ではある。屋台でラーメンを食べていると酔っぱらいのおやじが「おぅ、それでよ、旅行から帰ってきたらウチの犬っころがひっくりかえってんだよ。ほら、旅行行くもんでよ、2日分のエサ置いといたら直ぐに全部食べちまったらしいんだよ。犬ってのはああ見えてバカなんだねぇ。出されたら出された分食べちまいやがんだから。しょうがないから病院に連れていったんだけどよ、これがまた金かかんだよ」なんて正に馬鹿げたことを言っていたが、動物と生活している人間には「動物を知ろうとする心」がなければならない。別に動物学を学べとはいわないが、小型犬・中型犬・大型犬、それなりに飼い方がある。また犬種によっても異なるし、何よりも犬の性格にも左右される。これはつまり他人と生活をする、もっとつっこんでいうと子育てに近いものだろう。相手を知ろうとしなければこのコミュニケーションはうまくいかないのだ。
 もちろん人間と動物が言葉によってコミュニケーションを取れているか、それを確認する手だてはなく、また人間側からの一方的な価値観で「動物学」と規定しているために、それはそれでひとりよがりなのではあるが、最低限生物学に基づいている以上、犬に食べさせてはいけないものくらいは把握しておくべきだろう。
 話しが逸れまくったが、知りたいことは肝機能不全が生じるほどの発がん物質が何故ドッグフードに入っていたかである。