伊豆多賀温泉：長濱苑

　一泊二日の温泉旅行。しかも露天風呂付き客室にお泊まり。つまりは露天風呂に入りたい放題。東京駅から新幹線ひかりに乗り、熱海で下車。車内で駅弁を食べていたらあっという間に着いてしまった。伊豆には何度も行ったことがあるが、車で行く場合がほとんどで、新幹線で行ったのは初めてである。東京駅からたったの40分ほどである。
　1日目は快晴とはいかないまでも、暖かい1日だった。伊豆多賀に行く前に、熱海を散歩する。お土産屋さんを冷やかした後は、海に向かう。海を見ながら釣りを楽しむおじさん方を観察していると、前日の写真の「SEIFU」を発見する。遠目からマークを見た感じではダイエーなのだが、書かれている文字はSeifuと、西友に近い。面白がって入ってはみたが、特別な何かがあるわけでもなく、プレイゾーンでゲームをして、伊豆多賀に向かう。
　15時前に旅館に入り、部屋に荷物を置いて、散策に向かう。神社でお参りしたり、マクドナルドでお茶したりして、コンビニでおやつを購入して、旅館に戻る。まずは旅館内にある貸切り露天風呂に入る。この長濱苑には大浴場の他に、貸切り露天風呂が3つあり、それ以外に客室露天風呂が整備されている。部屋に戻ると夕食の用意が始まり、目の前に懐石料理と海の幸が並べられていく。印象深いのは伊勢エビのサラダ。基本的にエビ尽くしだったのだが、伊勢エビのサラダは本当に美味しかった。
　食後は待ちに待った客室露天風呂に入る。浴槽は少し小さめだが、お湯は温泉と、普通のお湯を選択できる。これは温泉の塩分が少し高いためだろう。飲めないながらに、ビールとか飲みながら、結局そのまま2時間以上露天風呂を楽しんだ。
　翌日は朝食前に一っ風呂。朝食のみそ汁には、前日の伊勢エビの頭部が入っていた。食後にも露天風呂を楽しみ、旅館を後にする。伊豆多賀から来宮へ。熱海梅園に向かうも、前日とはうって変わって、真冬の寒さ。梅を一通り楽しんだ後は、熱海を出て、id:laquilaの地元、三島に向かう。まずlaquilaに会う前に「三島だったらうなぎでしょう」という言葉を聞いて、三島広小路の桜屋でうな重を食す。食後は、三島広小路駅前のミスドで、お茶をしながらlaquilaを待つことにしたのだが、そこでピングーのランチボックスセットを当てる。本当はポンデ・ライオングッズが欲しかった。
　laquilaと合流後は、伊豆国分寺跡を見学。気が付けば雨が降り出していたが、徒歩で三嶋大社に向かい、参拝する。おみくじを引くと結果は小吉だが、内容はほとんど凶に近かった。福太郎餅とお茶をご馳走になって、三島駅近くの喫茶店で、世間話。三島でlaquilaに別れを告げ、熱海でお土産を購入して、来たときと同様、新幹線ひかりに乗り、東京に戻った。