「インテルがMacに入るってどれくらい凄いの?」
友人からそんな質問を受けて、「野球好きの君のために簡単に言えば、巨人と阪神がくっつく様なものだと思う」と言ったが、どちらかと言えば、「阪神の監督に長嶋茂雄が就く様なもの」と言った方が確かかも知れない。「Macとインテルの関係なんて全然知らないっていうか、それまでMacの中には何が入ってたの?」という質問は、確かに、アプリケーションだけ使っていたらどうでも良い問題である。
しかしMacがインテルハイッテルになった以上、もう問題はCPUがどうこうの話しじゃなくなっている。Microsoftがそうであったように、Appleはハードを捨て、ソフトに専念することになるのだろうか。Appleの「売り」はデザイン性と認識されているからには、デザインに関してはAppleが受け持つのだろうが、中身はDos/Vの様にオープンにするのだろうか。
実際問題として、ハードは他社に任せた方が融通が利くことは確かだろう。インテルハイッテルのMacが、Dos/V機と同様にハードにアクセスし易いものとは思えない。メンテナンスし易いものが、何よりだ。もちろんメンテナンス不要の機器であれば良いが、ツールである限り、それは切っても切り離せないものだろう。
「インテルがMacに入るってどれくらい凄いの?」と聞かれたら、次回は「アムロがシャアザクに乗って、ガンダム落とす様なもの」とでも答えようか。