ワールドカップ後の日本代表

　遂にワールドカップに出場する日本代表23人が発表されたが、結果的には得にサプライズはない。久保が外れたことが意外な様だが、先日の試合を見る限りでは巻の方が面白いものを見せてくれそうだ。MFは海外組が勢揃いで、黄金のカルテットが組まれるのか不明だが、選手層は厚い。FWに関して言えば、シュートを打たないFW柳沢が微妙だが、高原か大黒が決めてくれたりするのだろう。
　出場選手一覧を見ていても、前大会と別段大差がない。MFもFWも、スタートは同じだろう。一番変化があったのはDFだが、それにしても、フラット3で活躍した選手は相変わらずである。こうなると、不安なのが次の大会だ。後1、2年はこの日本代表は戦えても、4年後のワールドカップでは何人も残ってはいないだろう。今回のメンバーを見る限り、可能性があるのは、巻と駒野くらいか。中田や小野は若いころからワールドカップに出場し、今大会まで代表を引っ張ってきてはいるが、彼等の様に若いころから、つまりはU20などで頭角をあらわしている選手が見当たらない。これから何年かは日本サッカーは冬眠期間に入る可能性（下手をすると次のワールドカップで予選落ちなど）もあるだろうが、ある意味その方がスポーツ教育の見直しにも繋がる可能性があり、後々良い結果になるかもしれない。
　とりあえずは今年のドイツワールドカップを楽しむこと。去年まではドイツまで観戦しに行こうかと考えていたが、日本に帰国している以上、寝不足と戦いながらテレビ観戦といきたい。

SANSPO.COM > 2006ドイツW杯特集
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