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最近は写真日記。

トルシエ氏が語る「ジーコ監督が選んだ23人」

 トルシエ氏インタビューで、トゥルシエジーコが選んだ23人についてコメントしている。

「全体的に見ると悪くない。誰が監督であっても、7〜8割は同じメンバーになるだろう。23人のうち11人が私のチーム(02年W杯日本代表)であり、17人が私のグループ、つまり、A代表や五輪代表、ユース代表で選出した選手だ。私が知らない選手は6人だけ。その意味で継続性は維持されたといえる」

「上の世代が充実しているから、若い世代が割って入るのは難しい。だがそれを差し引いても、ジーコは将来に向けての準備を怠った。若い世代の育成をしなかった。それも代表監督の仕事だ」

「選手に自信を与えるのは3・5・2だろう。やり慣れたシステムで、着実にこなすことができる。4・4・2はより攻撃的だが、日本にはまだ中央を2人のディフェンダーで守る文化はない。三都主の左サイドバックは不安だし、宮本も中央で相手FWと1対1で対応するのは心もとない。松田を呼ぶべきだ。基本は3・5・2で、オプションとして4・4・2を加えるのがいいのではないか」

 と、トゥルシエの方が日本代表監督に向いている気はする。ジーコはやはりFW視点でチームを組むし、トゥルシエはDFをメインに考える。どちらも現役選手時代の名残りなのだろうが、トゥルシエフラット3は完成されていた気がする。かといってトゥルシエでは点の取れるサッカーはできないので、結局のところ、バランスの取れた監督を呼ぶのがベストなんじゃないのか。
 実際、そんなことよりこの通訳はやっぱりフローラン・ダヴァディなのか気になった。というか、トゥルシエの名前が、フィリップからオマルに変わりやがった。