apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

貴重な体験 4

 17歳の頃、一人暮らしから、少しの間実家に戻っていたときのこと。夜、実家の電話がなった。普通に出ると、相手は「○○さんいますか?」と姉宛の電話だった。姉は既に結婚して家を出ていたので「いません」と答えると切られてしまった。少し変な感じはしたけど、あんまり気にせずにいた。姉にも伝えるほどのことではないと思い、そのまま放置。その後、一週間くらいして、また夜に電話が。今回は名前を聞いた。確か「佐藤」とか言ってた気がする。ありきたりな名前だったと思う。今回は名前も聞いたので姉に報告。「知らない」との答えだった。まぁ、いいかと今回も気にしなかった。またまた一週間後に同じ電話。少し頭にきていたので姉のふりをした。そのとき、こんな会話をした。
男「何してるの?」
嫁「今お風呂から上がった」
男「じゃぁ、何も着てないの?」
嫁「・・・うん」
男「はぁ・・・はぁ・・・」
嫁「何?」
男「想像して気持ちいいことしてるの」
その言葉にメチャクチャ頭にきたものの、ここで怒ったら切られると思い、もう少し付き合った。でも、シコることを止めそうにもないのでとうとう切れた。あたしが怒ってると、「もっと怒って〜」って、ますます興奮し出した。もう自分のことでもないし、馬鹿らしくなったから冷静にお話した。どこで知り合ったのか、どうしてあたしなのか。そしたらビックリ。「○○駅近くのスナックで、一回だけ話しをした。そんとき優しくしてくれたから」って。・・・・・。ん?それってあたしじゃないか?スナックで働いてるのってあたししかいないし、そう、考えた。そんときあたしは姉の名前で働いていた。それに気づいたら急に怖くなった。どうやって自宅の電話番号を?って。そう、送りの車を尾行して住所と親の名前で調べたらしい。それから何回か電話対応はしたんだけど、実家を出てしまい、スナックも辞めたのでどうなったかは不明。ストーカーって本当にいるんだって実感した。まぁ、電話でシコられるほうが、実際ちんこを見なくていいから楽だとは思ったけどね。
このストーカー事件から、ストーカーというものを引きつける体質になってしまったのは確実だけど。できれば顔を見たいよね。