apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

何がプライオリティなのか不明席

 優先○○は意味がないから廃止しろ! より。
 長いけれど全文引用。

数年前に嫁に子供ができて、優先席に該当する立場になった。
車も持っていなかったので、電車移動が何度かあったが、ゆずってくれるやつなんでほとんどいないかった。
いるとすれば、妊婦を経験してつらさを知っているであろう、女の人が多かった。たしかに、自分もつらくって座っていたい気持ちは分かるが、これほどまでとは。
さらに、エレベーターなどにもベビーカー車椅子の方優先と書いてあったりするが、優先された経験は一度もない。

アホ家族が平然と先に乗り込む、次をまってもいっぱいで乗れないアホカップルがいっぱいだよっとアホ面でたっている。
本当の優先エレベーターというなら極論、エスカレーターを使えるやつはどんどん降りるべきだと思う。

話は電車の優先席に戻るが、結局、優先席なんて意味がない。
でも、優先席があるから、助かっている人もいると言う人もいるが、今の段階でいなかったら怖いわ!
優先席に座っていない人にも優先席に座っている人にも言いたいことが1つ。
全部の席が優先席でなんじゃー!そして優先席なんて作ること自体がレベルの低い話なんじゃー!

だから今すぐ、優先○○はやめろ!
色が違う席ではなく、やめてこそ本当の優先席の始まりじゃー!
俺は優先席にも、優先席じゃない席にも座る。それは譲るべき人がいれば譲るし、いなければ座っているという単純なことだからだ。

ちきしょーこんな時間だ。寝よ。

 こういう人たちが増えたら優先席なんて民度の低いものが無くなるだろうに。
 イタリアでは、例えば僕がジュニアを抱いて立っていても、皆が皆、席を譲ろうとしてくれた。ジュニアは立って抱いてないとグズるので、最初は断っていたのだが、「荷物だけでもおいたらいい」と、とにかくスペースを用意してくれた。もちろん奥さんが妊婦の時は席を譲ってもらうのは日常茶飯事だったし、何より見知らぬ人でも「妊婦」というだけで気づかってくれた。
 だが日本に帰ってくれば、そういった類いの人間に遭遇する機会は乏しい。席を譲ってくれる人間は少ないばかりか、子供が泣けば五月蝿そうな顔をする。新幹線に乗った時でさえ、譲ってくれる人がいないことには流石にげんなりしたが、ここはそういう国なんだと再確認した。
 自分はどうなんだ?と言われると、僕は電車の中では滅多に座らない。本当に空いている時くらいしか座らない。ましてや優先席には、余程のことが無い限り座らない(満員電車で、座った方が他の人の迷惑にならない時とか)。何故座らないのか、と問われれれば、座る程に疲れていないからだ。というか、僕の場合電車の席に座ると逆に疲れる傾向にある。なのでとにかくスペースを探して立っているのだ。
 仕事を始めてみても、相変わらず電車の中で座ろうと思わない。世の中の人間がどれだけ疲れているのか知らないが、「私は働いてこんなに疲れていますよ」とアピールすればそれが言い訳になる労働倫理観には辟易する。
 鈍感力が話題になっているが、「優先席」とか書かれていても気がつかない鈍感力なら、僕は欲しく無い。ジェンダーがどうの、社会的弱者がどうのって言ってる前に、実際に女性専用車両を作ったのだから、男性専用車両や障害者専用車両や妊婦専用車両を作るべきだ。いい加減この国の人間のプライオリティ意識に期待するのはやめにして、行動に移しても良い時期なんだろう。