しつけはいつから？

　公園にはジュニアと同い年の子がたくさんいる。みんな誰のおもちゃでも好きに遊んでいいという感じ。ただ、やっぱり取り合いになったりすることもある。だだをこねてしまう子も少なくない。というかほとんどだ。そういうときは、親がちょっと手助けをするのだけれど・・・。明らかに我が子が無理矢理奪い取っていても、明らかに我が子が泣かしていても、明らかに我慢させるべきなのは我が子でも、叱れない親がいる。相手が小さい子でも、「ごめんねぇ」と一言いえばいいと思ってる。我が子には優しく、「○○くんだめだよ〜」としか言わない。そんなんで子供がきくわけもなく、その子は満足げに遊んでる。相手の子は大号泣だ。でもその子はすぐに飽きてしまい、取ったおもちゃをその場に捨てていく。泣かした子に持って行くこともせず、親も持って行かせず、何事もなかったように終わる。きっと、「小さい子供だからわからない」とでも思っているんだろう。おいおい。わかるに決まってるだろう。好き放題させるのが良いことではない。
この公園では、まだおかしな親がいる。何にもしてない子供に、自分の子供がいきなり殴ってもつねっても怒らない。それを何度も繰り返してるのに怒らない。周りの親もさすがに笑えなくなってきてる。「○○くん、もう帰るよ〜」としか言わない。殴られたりつねられた子は、ほっぺが真っ赤になり泣いている。もちろんジュニアもやられた。それも１日３回も！そのうち２回は周りの親から聞いて知ったのだ。ジュニアはそれからその子が寄ってくると逃げるようになった。でも少しおかしいと思ってしまう。うちよりも少し小さい子なのだけれど、どうして「つねる」という行為を知っているのだろう。ジュニアはそんなこと知らない。お友達も知らない。家でやられてるのだろうか。ちょっと心配になる。でも、そんなことするなら叱れるか、とも思う。
本当にこの先、こういう子はどうなっていくんだろう。叱れない親の子供は、知ってる限り暴力的だ。今度ジュニアがやられたら、あたしが叱ってやろう！親が何て言うのかが楽しみだ。