apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

経済レポート

 ネット上で公開されている経済レポートを毎日チェックし、ダウンロード保存している。1月86点、2月14点、3月61点、4月28点、5月53点、6月102点。一応全てに目を通し、内80%はマーカーを引っ張っている。
 経済レポートはA4×5枚が平均という手軽さで、読み手を考えた作りになっており、社会科学系の論文とは視点が異なっている。特に数字を前面に押し出し、レポート+レジュメという作りではなく、レポート内に全ての数字とグラフが挿入されており余計な説明文は省かれている場合が多い。経済学の世界では当たり前なのだろうが、資料として使われることを前提にした作りなのである(悪く言えば消費物でしかないのだが)。
 主要シンクタンクはリーダーとアンテナに登録してあり、新しいレポートが公開されれば巡回しなくてもチェックできる様に整理してある。マーケットに参加し始めてからずっとレポートに目を通しているが、各シンクタンクによって特性があり、経済学者とエコノミストの視点の差異も楽しめる様になった。
 神田に異動になり、通勤時間での読書量が増えた分、レポートをさばく量が減るかとも思っていたが、今のところはあまり変化はない様子である。本来は制作(アウトプット)という位置づけなのだが、読む(インプット)ことに重点を置いている。下手をすると読む行為だけを考えると学生の頃よりも読んでいるのではないだろうか。