apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

スタート・イット・アップ:交響詩篇エウレカセブン

 久し振りのニルヴァーシュ。しかもスペックアップしている。ボード受け渡しの流れは良かった。

「ついこの間まで寝小便たれておった赤ん坊が、いつからだったかのう。わしに手を引かれんでも、一人前に歩けるようになったのは。あっという間だ。本当に、あっという間だった。じきに奴も大人になる。もうわしなんぞが手をかけんでも、わしがかまってやれるのもこれが最後なんじゃ。

受けとれ!レントン

 と叫ぶじっちゃん。格好良い。このカットでは「じっちゃんとレントン」、「車とボード(凧)」の比喩で、要するに「手」と「ワイヤー」がその対象になっている。ただ一連のシーンで、車とボードを繋ぐワイヤーが切れず、無理矢理車を捨ててワイヤーを切るのだが、これは特に「子供の甘えを立ち切る、親の気持ち」を表現したものではなく、多分シーンにスピード感とスリル感を出すための演出なのだろう。
 それと新しくなったコクピットシート。以前はセパレートタイプだったが、今回のはベンチシートに近い。これは第1、第2クールを終えたレントンエウレカの距離感を示しているのだろう。例えばモーニング・グローリー以前では、最後の「つづく」はレントン1人の声だったが、以降ではレントンエウレカ2人の声である。
 気になったのはニルヴァーシュの飛行形態。何故に今更空を飛ぶのかは、やはりガンダムが変形する様なものなのか。宇宙に出るためなのか、おもちゃメーカーの圧力なのかはわからない。