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apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

人事異動:ソラニン(アジカンの方)

ビジネス

思い違いは空のかなた
さよならだけの人生か
ほんの少しの未来は見えたのに
さよならなんだ

 というわけで、6月1日をもって人事異動となった。この1年で3回目の異動である。内2回は、部署内での勤務地異動だったが、今回は完璧な部署異動である。制作本部に戻るのかと覚悟を決めていたら、事業本部への異動だと言う。転籍も良い所なのである。
 仕事内容も様変わりで、制作の面倒だけで良かったものが、全体統括が職務となった。営業のことなど知らないのである。給料は下がる一方でもある。そのくせ「栄転」と言うらしい。バカらしい話しである。やりたいことだけやろうと思う。
 異動前に営業さんに飲みに連れていって頂く。ビール→日本酒。「純米酒だけ」と言ったのに、きっと醸造アルコール入りがあったに違いない。途中から気分が悪くなり、ゲーゲー吐きまくる。吐いては話し、吐いては話しを繰り返す。
 「タフ、だよねぇ」と営業さんは言う。「何がですか?」とお湯を飲む僕。「潰れないっていうか、家に帰ってもそんな感じなの?」「どういう意味で?」と、一端トイレに。「だから、家に帰っても『疲れたよ』とか『もう嫌だ』とかって愚痴、言わないでしょう?」「ええ、まぁ、どうかなぁ」と首を傾げる。「俺なんかさぁ、すぐに愚痴言うし、人に頼るし」でもお前はさ、と話を続ける営業さん。「仕事でも嫌な顔をしない。誰もがお前に頼ってる。家でも嫌な顔をしない」「はぁ」と気のない返事をすると、「じゃあさ、本当にお前が疲れたときとか、本当に辛い時って、誰がお前を助けるの?」と濡れタオルを差し出される。
 その後も散々トイレで吐いて吐いて、胃の中はからっぽになったけれど、質問の答えは出なかった。「大丈夫か?」と何度か営業さんが心配をしてくれたが、つまりはそういうことなんだろう。「お前は本当に大丈夫なのか?」と。
 「知らないところでストレスは溜まって、知らないところでお前を壊すぞ」的な内容だった。多分ただ僕を潰したかっただけなのだろうけれど、残念ながら吐くばっかりで意識はしっかりしていて、物質的なもの以外は吐き出すことのない飲みだった。

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
きっと悪い種が芽を出して
もう さよならなんだ

さよなら それもいいさ
どこかで元気でやれよ
僕もどーにかやるさ
そうするよ

 ストレスはいくらでもある。ストレスフリーの社会なんて僕にはまっぴらごめんだ。そんなものは有機的ではない。仕事は、やはり仕事でしかないのだ。2,000人の人間を動かせる場所に居たって、残念ながら1人1人の幸福なんて考えてない。残った人間が必要な人間だ、くらいにしか考えていない。異動後早々に「この会社は今まで何をしていたんですか?」と会議で発言をしたら、「…残念ながら何も」という回答だった。
 そういう人生は送りたくない、とただ率直に思った。

アップルでのジョブズの仕事について。

世界でも最高の仕事のひとつだと思う。世界でももっとも優秀な人たちと、最高の砂場で遊んでいる。
by スティーブ・ジョブズ

 その他引用部分は「ソラニンASIAN KUNG-FU GENERATION 作詞:浅野いにお 作曲:後藤正文