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apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

小江戸川越、事の問題は全て添加物

雑記

 「でんちゃ、のぬ。でんちゃ、のぬ」とジュニアが電車マニアぶりを発揮し出したので、とりあえず小江戸に行ってきた。ジュニアは2回目となるが、ちびジュニアが産まれてからは初めてである。いまいち埼京線の名称の使い分けがわからなかったが、大宮から川越に向かう線は川越線という名前が確認できた。大宮から川越線に乗り換える際に、甚だ迷惑なレッズサポーターに出くわしたが、「その日はレッズの試合があるから川越は手薄なはず」という狙いの元での行動である。レッズの試合がある時はさいたま市内で行動しないこと、というのが我が家の暗黙の了解である。果たして川越線はガラ空きだった。大宮から川越までガラガラで、南武線沿線を彷彿とさせる風景が、短時間の車窓を和ませてくれた。
 川越もまた人通りが少なく動きやすかった。以前間違えた道を、もう一度間違え、とりあえず蔵通りに辿り着く。ちなみにその間に、コロッケやドーナッツ、団子やおにぎりを買い食いしている。メイン通りは車の往来が激しいので、何もない裏通りへと抜けると、人力車がゆったりと運行していた。道なりに歩くといつの間にかお菓子横町である。前回はあまりの人の多さにスルーしたが、今回は目的もないままに足を踏み入れてみる。「食べたいものがあったらとりあえず食べよう」と夫婦間でコンセンサスを取るが、そこまで食べたいものが見当たらない。お土産に持ち帰るにしても、どれもこれもが「川越名物」で、実際はどれもこれもそこら辺で売っている様な代物ばかりだった。名物が置かないことが名物なのかもしれない、と思ったが、とりあえず煎餅を1枚購入し、食べてみた。煎餅は普通の煎餅だったが、脇に置いてあった七味が美味しくて、七味煎餅して食べた。
 七味の量り売りがあったら購入しよう、と以前から話していたのだがなかなかそのチャンスが無く買えず仕舞いだったが、ついに路上売店を見つけた。しかも七味専門露店である。缶で購入すると800円。袋で購入すると500円。露店相場でそれが高いのか安いのかわからないが、以前1,000円という切りの良い数字をみたことがあったので、良しとした。いざ購入しようと思ったときに、「自然が一番なんだからね」と露店の前で声を荒げているセレブ風中年女性に気がついた。先客に説教をしている様子である。「今の若い者は知らないんだよ。そこら辺のものなんか、全て添加物だらけなんだから。自然食品が一番なんだよ。添加物食ってるんだよ、あんた達は」露店のサクラかと思ったが、店主も苦笑いである。多分更年期障害なのだろう。もしくは子も孫もおらず、話相手がいない孤独な人だと思うようにした。そんな声を荒げている女性を華麗にスルーして、奥さんは「缶、ください」と割って入った。多分苛立ちも限界だったのだろう。結果的に缶に袋のおまけがついてきて、いつの間にか人だかりもできていた。随分とおまけをしてくれた様で、調合の際の説明も大分長い様に感じた。そうこうしている間に、また更年期障害と思われる女性が戻ってきて、「だから添加物はダメなんだからね」と一言残してお菓子横町へ消えていった。川越の中で添加物に一番出会えるのは多分お菓子横町ですよ、とは親切心からアドバイスはしなかった。
 その後は蔵通りを出て喜多院へ。今回は七五三時期ということもあって子連れ家族が多い。以前は拝観しなかった本殿へ入ってみることにした。お目当ては庭の紅葉である。予想以上に庭が綺麗で、家光誕生の間とか、屏風とかにはまるで興味を抱けなかった。「室内撮影禁止」が目について、外にしか目がいかなかったと言い訳をしておけば良いだろうか。
 以上で、小江戸川越の散策は終了である。言葉にするとなんて短い。何より赴いた場所の少なさと言ったら、食べ歩きした食品よりも少ない。駅前のアトレで遅い昼食を食べる。レストランチェーン店に挟まれて細々と経営している感じの中華料理屋で、以前来たときに食べきれない程料理を注文した記憶があるが、とにかく「安くて美味しい」という印象が強かった。今回もご飯物以外にラーメンなどを注文したが、しっかりと完食した。自宅付近になる頃には、30分とかからない距離だが、小腹が減ったので、マックでポテトとマックフルーリーを食す。思い返してみると食べてばかりの1日だった気がする。
 ちなみに、本当にちなみにだが、僕の体重は10年前と同等くらいになっている。40度の熱を出したときに4キロ近く減少し、その後はその体重を保ったままである。ただ食欲の秋から冬にかけては間違いなく太るので、その内また体重も戻るだろう。