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apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

スワップトレードとスキャルピング

FX投資家にとっても悩ましいドル円の先行きより。

日本のFX投資家は、金利収入を狙った戦略から、為替レートの変動から利益を得る為替差益を狙う戦略に転換したのかもしれません。ドル円は、豪ドル円に比べ流動性が高いので、機動的に為替差益を狙うのであれば、最適な通貨ペアですので、FX投資家が為替差益を狙う傾向を強めたならば、ドル円の取引割合が高まることは自然と思われます。

仮にこの考え方が正しいのであれば、ドル円の取引に占めるドル買いの割合が、FX投資家が考える「ドル円の先行き」を示しているといえます。

 金利収入重視の豪ドルポジションから、為替差益重視のドル円ポジションへのシフト傾向と、その結果としてのドル円の先行き。但し売買動向のデータは「くりっく365」からなので全体を反映するものではないことに注意。短期トレーダーのくりっく365利用率は低いと思われ。言うなれば中・長期トレーダーがスワップポイントで稼げなくなったので、シフトした。理由として、欧米の金利対策のスピードに比べて、日銀の金利対策の選択肢の少なさの為に、FX会社のスワップポイントの逆転が度々起こるから、だろう。要するにEUの金利余地と、米国の一発0金利政策と、これまで金利を上げられなかった日銀の現状がトレーダーに影響したってことだと考えている。豪ドル円に至っては前年から介入し下支えをしている状態が見られ、利下げ幅も大きい。現状政策金利が3.25%なので、半年で4%近くも下がっているのである。
 マーケットを観察している限りでは、為替とトレードトレンドが見られる。スキャルの戦場はポンドとユーロ。デイであればユーロかドル。スイングではドル。アジア通貨は見ていない。豪、ニュージーではスワップ。印象的なものだが、ポン円で戦っている人を見ると猛者としか思えない。何を示したいのかと言うと、為替差益の人気では、乱高下基本のポンドとユーロがある、ということである。つまりポンドかユーロは、デイ換算で上下200〜300pipsは動きやすいが、ドルでは100pips程度である、ということである。クロスなのかストレートなのか示してないけれども、動きはそんな感じだろう。短期売買と一口に言っても、スキャルとデイ、スイングがあるし、スワップ狙いの中・長期の人でも、この各国低金利の中で、為替ではなく株の配当と優待にシフトする可能性の方が高い気がするのである。
 ドル円の先行きは不透明と言いつつも、マーケット見通し通りに現状は進んでいると思われる。昨年末から1月にかけては80円台キープだったし、3・4月は短期的に円安になるが、その後は円高に戻る可能性が高い、という意見が多いのである。
 為替取引において一番大切なことは、「上下動が『いつ』起こるか」見極めることだろう。ファンダメンタル分析であれば、その後の傾向が見え隠れする。「ああ、これ円安になるね」と直感できるのである。後はチャートを見て「これは上だ」という決断を、1分1秒早くできるかできないかが一番の問題なのだ。
 「上か下か、それは分かる。問題は、その動きが『いつ』起こるか」ということなのである。