apoPTOSIS:mod.HB

最近は写真日記。

他人のふんどしで相撲をとる。

 源泉徴収を確認したら、何年か前に立てた目標をクリアしていた。そりゃあ、毎月の残業が80時間とかだったらそうなるだろう。サラリーマンてわかりやすくて良いなぁ、と。相変わらず勉強になる部分とならない部分があるけれど、個人では使えない金額に毎日サインしていると金銭感覚がおかしくなりますねって。反面、こんなのに億単位ですか?ってのが山ほどある日本経済もどうかと思った。今後一切いろんな物に騙されなくなったとは思う。今更ステマで騒がしいけれども、さ。ホストやって裏社会?の金銭の流れがわかったけれど、広告業界もそれに近いな、と。
 トインビーのミメーシスを今更考える。組織に当てはめる。「順応あるいは模倣を意味し、大多数の人が創造的な少数の行為を忠実に模倣しそれを繰り返し社会全体としては意味ある生産活動になること」という概念は、ポストモダンでは破綻している。何より社会全体、という概念がポストモダンでは全体を示さない。という中で、企業活動においては相変わらずミメーシスは活用できる(その時点で既に矛盾ではあるが…)。その際の課題は、創造的な少数の行為を、大多数の人がいかに「自動的」に模倣するか、である。どうだい、すげー企画だろ、誰にも考えられねぇぜ、こりゃ売れる、というのは大違いで、どれだけ凄い企画でも大多数の人が自動的に模倣できなければ売れないのである。てことを毎日考えているのだけれど、結局どこにいてもやることは変わっていない気がする。そういう意味ではアカデミアに戻る方法と選択肢が格段に増えたのだろう。まさか今更母校のキャリアセンターで接待的な対応されるとは思わなかったのである。
 そういえば収録とか撮影とかにクライアントとして立ち会うのだけれど、憧れの人?を自分でアサインして、自分で決めて、サインまで貰った。若干1人で盛り上がったが、周囲からは誰それ?的な扱いだった。いやいやいやいや「さんをつけろよ、デコ助野郎!」って言って欲しかっただけなんだが。それと、未だにAKBが誰が誰だかわからず、SKEとかそこら辺の棲み分けもわからなくて散々突っ込まれる。みんな同じだろうよ、と。CDとかDVDとかも渡されたが、未開封のまま横に流した。ファンは多い。そんなことより2次元、ということで、某ロボットアニメ事務所にお邪魔した時が去年は一番盛り上がった瞬間だったかと思う。そんな企画ばかりしている。まぁ、世の中の仕組みがわかって来ました、的な部分でもある。
 記述できる様なところはそんなことしかない。技術的な部分がメイン業務で、それは流石に書けないのだけれど、まぁ、そんなことがサラリーマンとして勉強になっていますよ、と。他人のふんどしで相撲をとることばかり上手になるのである。