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最近は写真日記。

プレイステーション・ポータブル:PSP

 とうとう発売されたPSP。秋葉や新宿は大行列だった様である。Nintedo DSが発売された時は、出荷数も多く、それほど行列には成らなかった様だが、PSPは出荷数は多くない様だ。僕が日本に帰る頃にはPSPも潤滑に供給されているだろうか。
 既にPSPをバラシているページもある。液晶はシャープ製。あの筐体に合わせて内部はかなり無理をしている様である。それでも携帯型ゲーム機にしては170×23×74mm、約280gというのは大きすぎ、重過ぎる気がする。サイズ的についイメージしてしまうのはゲームギアだが、何倍も薄い。将来的にもPS2同様に小型軽量化が進んで行くのだろう。特に内部構造に関しては、早い内から改良されそうである。
 今まで知らなかったのだが、PSPでは無線LANが標準である。気軽に対戦プレイを楽しむにはうってつけである。これで機動戦士ガンダム G vs Zをプレイできれば文句はない。それ以外に赤外線ポートがあり、USB端子も装備している。バンダイからアニメ「機動戦士ガンダム for PSP」の発売が予定されているので外部出力端子もあるのかと思ったが、やはり様々な問題があるのだろう。
 また「21世紀のWalkman」と言うには、音楽面に関してかなり厳しいものがありそうだ。MP3に対応しているのは良いが、それ以外にATRAC3/ATRAC3plusのみの対応というのは頂けない。メモリスティックDuoの問題もあるし、VAIOユーザーには嬉しい周辺機器に成りえるが、それ以外のユーザーにとっては選択肢が狭過ぎる。iPodに対抗したいのもわかるが、せめてAACくらいは対応して欲しいものだ。またレジューム機能やブックマーク機能がないとなると、音楽に関してはオマケ機能と考えざるを得ない。これは動画再生に関しても同様である。最低でもMacのDVDプレーヤーくらいの機能は欲しい。
 UMDはまだ記録型は未定の様だが、著作権の問題をクリアすれば直ぐにでも登場するのだろう。PSXのみ対応とかでやり方はいくらでもありそうである。
 ハードがいくら優れていても、ソフトが伴っていなければ意味が無い。リッジレーサーズはハードの機能を知るには持ってこいだが、ゲームとしては面白味に欠ける。そういう意味ではみんなのゴルフは妥当だろう。長く遊べる上に、対戦プレイも楽しめる。これからのラインナップを見る限り、今年の目玉に成るのはMETAL GEAR ACID真・三国無双だろう。英雄伝説も捨て難いが、他の2つに比べると存在感が薄い。
 現状では「面白そう」とは思えるが、「欲しい」とまではならない。ウィニングイレブンかガンダムDX、もしくは優れたRPGでも出ない限り、飛びつくことは無さそうである。女神転生やファイヤーエンブレムが出れば良いが、Nintendo DSもあるので、当分の間は様子見になりそうだ。