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最近は写真日記。

I V.S. Telecom Italia:ドMとテレコムイタリア

 ドMのIが、インターネット回線を引いた。テレコムに電話線開通の申し込みをしたのが、10月7日(金)。僕がインターネットを申し込んだ時は、回線申し込みの手紙と、パスポート、滞在許可証をFAXしたが、今回は電話口でCodice Fiscale:税務番号を告げるだけで手続きが終了した。対応してくれたイタリア人女性は「10日以内には彼の方に連絡がいくから、そこで工事日を決めてね」と中国人と日本人の違いを一方的に、そして主観的に述べた後に電話を切った。
 そして10月13日(木)、Iにテレコムから工事日を告げる電話が。この対応の早さには正直少し驚いた。申し込んでから1週間も経っていない。日本ならば週明けにでも電話がかかってきそうだが、ここイタリアでその対応の早さは何とも奇跡的だった。しかも告げた工事日が、翌週の10月18日(火)つまりは今日で、実現すれば申し込みから開通まで10日という早さである。問題は何時に来るかだ。僕の場合、朝の8時来るとは言ったものの、結局来たのは11時を過ぎた頃だった。Iが電話を受けた時には「4時くらいと言っていたんですがね」と曖昧だったが、本日午後2時過ぎには彼の元に連絡が入り、その20分後には彼の家にテレコムイタリアの担当者が到着した。その場で電話線工事が始まり、壁に穴を空けジャックをつけて終了。作業自体は30分もかからずに電話が開通してしまった。後はモデムの到着を待つばかりだが、これはテレコムから既に発送されている。ただこれは郵便局の手違いで、未だに彼の手元には届いていないが、明日明後日には必ず届くことになっている。
 つまりちょっと前まで電話線の開通まで2、3ヶ月かかると言われていた一連の作業が、10日で済んでしまったのである。モデムが手違いなく届いていればそれは本当に快挙だったろう。ただそこまで甘くないのがイタリアである。テレコムイタリアの対応が良くなっても、郵便局が機能しなければ意味が無い。明日、もしくは明後日と郵便局員は言っていたが、しっかりと彼の手元に届くのか見物である。