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最近は写真日記。

エヴァとビバップ

 1995年の3月から翌年の3月までオーストラリアに居たため本放送を見ることができなかったエヴァ。帰国してすぐにツタヤでビデオを借り、最終回は友達に借り全てを見ることができた。一話目を見た時はただ笑ってしまった。オープニングは情報盛りだくさんで集中していたけれど本編が始まって、第3使徒が出てきたときに吹き出した。エヴァに乗らないといけない理由もなんだか不条理だったし、ナディアの兄についていた尻尾がエヴァについていたのも笑えた。アンビリカルケーブル
 もちろん途中からはしっかり本編に集中することができたし、最終回の破綻も僕はありだった。というより一度それで放送しているのだからそれで終わりにしておけば良かっただろうとも思う。テレビシリーズ以後はもう商業重視で、映画にしてもなんとなくで見てしまった。消費したと言えば良いのか。映画を見終わってもやはりテレビシリーズで十分だと感じた。
 カウボーイビバップは大学時代。音楽が菅野よう子、スパイクが山寺宏一というだけで最初は見ていたがテレビシリーズは途中で終わってしまう。その後WOWOWで全編放送された時にはスタッフなども確認できていたので全体を通して見ることができた。エヴァを見て、これを越えるアニメがあるのかと思っていたら、ビバップがひょっこりと出てきた。ビバップを全編通して見たときに、その作品の質の高さに驚いた。もちろんWOWOWで放送された時はテレビシリーズから時間が経っており、ある程度修正する時間があったのだろうがそれでも基本となる物語構成は変化していないだろう。
 エヴァは映画化されて腐敗した、と僕は感じる。ビバップは映画化されて、テレビシリーズと循環がなされているとも感じる。根底にあるものが対称的過ぎるからかもしれない。