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最近は写真日記。

ペルージャのゲーセン

 ペルージャ外国人大学からペルージャの町の中心に上がる道の途中に、唯一のゲームセンターがある。町から少し離れれば他にも存在しているが、ペルージャの町中にはそこの1店舗だけだろう。ゲームはほとんど1世代、2世代前のものばかりで日本のゲーセンに較べると、駄菓子屋のじゃんけんぽんゲーム並である。
 ピンボールや、ガンシューティング、カーレース物もある。セガラリータイムクライシス2。格闘ゲームストリートファイターゼロソウルキャリバーサッカーゲームバーチャストライカー3と2002。バーチャテニス2もある。その他にも色々とあるが、マイナーなものばかりで、日本であればプレステ1並のゲームばかり。
 ゲーセンに居るのはイタリア人ではなく、外国人が多い。多いと言っても、日本のゲーセンのように多いわけではなくて、数えても10人は居ないか。プレイ方式は、1ユーロで2枚のコインを購入。ほとんどのゲームは1コインでプレイできるが、新しい、もしくは大画面のゲームは2コインとなる。つまりほとんど50セントでプレイできる。日本の100円の価値はイタリアではどれくらいか?という質問を良く受けるが、このゲーセンでの金額や、パスタやトマト缶の値段から考えると100円=50セントと考えると良いのかもしれない。
 ビデオゲーム以外にもコイン落としもあるが人気はないようだ。ある時バーチャストライカー3をプレイしていると乱入対戦された。僕は1年ぶりくらいのプレイだったし、スティックに癖があって、これは負けるかもしれないと思っていたが、相手はそれ以下だった。それでも何度となく対戦してくるが、スティックとボタンの使い方がなっちゃいないので問題はなかった。相手はイタリア人ではなかったけれど、きっとイタリア人も同様にゲームは下手に違いない。友人と一緒に住んでいるイタリア人はプレステにはまっているようだが、ウイニングイレブンで対戦した時には、問題なく勝利したようだ。
 ゲーセン外の話しになるが、僕が通うインターネットポイントには強者が多い。中国人がほとんどだが、インターネットポイント備え付けのPCにネットワークゲームをインストールして一日中プレイしている。日本人でもノートでネットワークゲームをしているのをたまに見るが、それは本当に稀である。