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「オタク」市場、規模は2600億円

 野村総合研究所によると「オタク」は「特定の趣味分野に生活の時間や所得の多くをかける人たち」と定義し、アニメ、コミック、ゲームそしてアイドルの4分野に大別している。apoPTOSIS:mod.Bのカテゴリーにもアニメ、漫画、ゲームとあり十分にオタク分野と言える。アイドルに関してはまるで興味がないので手をつけていないが、アイドルというカテゴリーがオタクに入るのかは少し疑問だ。
 アニメ人口は20万人、アイドル人口は80万人としているが、このアイドルというのは何を示しているのか。グラビアなのか、タレントなのか、もしくはジャニーズ系なのか。コミックにしても週刊誌を購入している消費者も日本では無視できないだろう。ゲームに至ってはアーケード、家庭用にネットワークもある。どれも「オタク」では無い人も「オタク」な人も重なっている部分がある。
 例えば「オタク」では無い人が「一般消費者」で、野村総研の定義に当てはまる「オタク」は「オタク」その間の人々を「準オタク」とかすれば、現在の消費量は「準オタク」が圧倒するのではないか。4分野合計の市場規模(年間2兆3000億円)のうち、オタクが支える部分を11%としてるが、後の89%の内訳を知りたい。
 以前にも書いたが、既に「おたく」と呼ばれた「オタク」は希少だろう。今になってオタクの消費行動は「無視できない」としているが、今まで本気で「無視」していたとしたら恐ろしい。それにしても「特定の趣味分野に生活の時間や所得の多くをかける人たち」って今の消費社会では当然のことかと。森博嗣は確か「趣味のために仕事をしています」と言っていたが、そこまでして「オタク」を一般と分離したい理由がわからない。

「オタク」市場、規模は2600億円 野村総研が推計ーasahi.com:経済
http://www.asahi.com/business/update/0824/047.html